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エーシーニールセン・コーポレーション、2000年問題対策でミネラルウォーターの購買量増加と発表

2000年02月22日 00時00分更新

文● 編集部

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民間の市場調査会社エーシーニールセン・コーポレーション(株)は21日、都内近郊在住の16~59歳の男女500名を対象に、'99年末の家庭での2000年問題対策について調査したと発表した。これによると、'99年暮れに日用必需品類のまとめ買いや新たな製品の購入をした人は既婚女性で74%にのぼるという。'99年11月に行なった調査では、既婚女性の53%が買いだめの意向を示しており、年末にかけて行われた報道や小売店での呼びかけに多くの消費者が反応したとみられる。

実際に購入したもの(複数回答)は、ミネラルウォーターが88%、インスタントラーメン・麺類が53%、乾電池が43%、卓上ガスカセットコンロ用のボンベが40%。同社がこれとは別に定期的に行なっている月次POSデータ調査によると、12月のミネラルウォーターの販売量は対前年同期比で159%増となった。

また、2000年問題に対する意見や感想では、特に大きな問題が起きなかったのは、国や企業などの事前対策がよかったからと答えたのは全体の約5割。これに対し、大した問題ではなく少々さわぎ過ぎだったのではないかと思うとした人も約4割いた。

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