日本シスコシステムズ(株)(日本シスコ)は20日、住友電気工業(株)(住友電工)と、通信事業者向けに、次世代IP網構築のため製品やサービスなどを提供することを主な目的として、20日に販売パートナー契約を締結し、次世代IP網構築事業において包括的な業務提携を行なうと発表した。
今回の提携により、住友電工のWDM(波長多重光伝送)システムを含めた光ケーブル伝送設備網のインテグレーションと、日本シスコのルーターGSR12000シリーズをベースとした、光伝送やIP網の一括管理を可能とするオプティカルIPネットワークソリューションを統合することにより、通信事業者などへ次世代IP網を提供する。
また、住友電工は、DOCSIS(Data-Over Cable Service Interface Specification)*に準拠した、日本シスコのケーブル、モデム、ヘッドエンド装置をベースとして、コンサルティング、設計、工事施行、運用管理などを行なう“トータルケーブルネットワークソリューションサービス”を提供する。
*DOCSIS:CATVネットワークを介したデータ通信のためのインターフェースの仕様