日本ゲートウェイ(株)は、同社の最上位オールインワンノートPC『Gateway
Solo9300』の販売を27日より開始した。アナログビデオ入出力端子に加え、IEEE1394端子をあらたに標準装備したほか、光オーディオ出力端子も備えるなど、前モデルに比べてマルチメディア対応をより強化している。
前面パネルでCDやDVDを操作できる |
CPUにPentiumII-400MHzとCeleron-400MHz、同366MHzの3種類を用意し、チップセットに440BXを採用した。メモリーは標準が128MBと64MBの2種類で、最大288MBまで搭載可能。ハードディスクは10GBと6.4GBから選択するが、本体のオプションベイにもう1台増設することで最大容量は20GBとなる。内蔵するドライブは、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、CD-RWドライブの3つから選ぶことができる。15インチと14.1インチの大型TFT液晶ディスプレー(1024×768ドット、1670万色)を採用し、ビデオチップは米ATI社の3Dチップ“Rage
Mobility-P”(VRAM8MB)を搭載。
前モデルでも装備していたアナログビデオ入出力端子に加え、今回あらたにIEEE1394端子を標準装備。プリインストールされたユーリードシステム社のビデオ編集ソフト『Video
Studio 3.0 DV』を利用したり、オプションの内蔵CD-RWドライブを使ってVideoCDを作成することもできる。サウンド面でもドルビーデジタル5.1chに対応した光オーディオ入出力端子が加わった。PCカードスロットを装備し、56kbpsモデムも標準で内蔵している。またS端子やPCIカードスロットも備えた新型ドッキングベイも同時に販売する。
同製品の販売は同社の直営店と、電話とインターネットでの注文によるダイレクト販売で行なわれる。B.T.O.方式のため価格は組み合わせによって異なるが、Pentium
II-400MHz+メモリー128MB+HDD10.0GB+CD-RWドライブなどを組み合わせた上位モデルの参考価格は41万4800円となっている。