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NTTコムウェアなど7社、衛星を利用した高速通信サービスのコンソーシアムを設立

1999年07月19日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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NTTコミュニケーションウェア(株)(NTTコムウェア)、NTTサテライトコミュニケーション(株)(NTT SC)、NTTラーニングシステムズ(株)、NTTデータ(株)、NTTソフトウェア(株)、伊藤忠テクノサイエンス(株)、スイスのファンタスティック社の7社は、衛星を利用した高速マルチメディア通信サービスを行なうためのコンソーシアムを設立し、7月に実験を開始したと発表した。商用化は9月を予定している。

このコンソーシアムは、ファンタスティック社のプラットフォームとNTT SCの衛星通信のインフラを組み合わせて、高品質なビデオや大容量のマルチメディアコンテンツなどの情報を高速配信するサービスの実現を目指している。具体的には、NTT SCが提供している、衛星を利用して映像やデータを伝送するインターネットサービス“Mega Wave Pro”と、ファンタスティック社の提供している、インターネットを利用してマルチメディアコンテンツを配信するソフトウェア『Channel Manegement Center』(CMC)を利用してサービスを行なう。

最初の実験では、コンソーシアム参加企業の会社紹介ビデオのコンテンツを、NTT沖縄支店とNTT長野支店へ配信する方法で実施されたという。

このコンソーシアムにおける各社の分担は以下の通り

・NTTコムウェア:高速マルチメディア通信サービスの構築や運用など
・NTTサテライトコミュニケーション:衛星通信インフラの提供など
・NTTデータ、NTTソフトウェア、伊藤忠テクノサイエンス:コンテンツの提供など
・NTTラーニングシステムズ:マルチメディアコンテンツの編集や製作など
・ファンタスティック社:ブロードバンドマルチメディア配信ソフト『Channel Manegement Center』(CMC)の提供など

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