日本電気(株)は、電話音声認識応答装置『DS-X(T)』の販売を開始した。価格は380万円。出荷開始は7月1日を予定している。
DS-X(T)は、1回の発生で5000語を認識する。音声応答中に、音声やPBトーンの入力ができる“バージイン機能”を搭載。“ビームサーチ機能”と呼ばれる機能により、最大20万件の情報を検索できる。CTI(Computer
Telephony Integration)システムとの連携用途などを対象に販売していく方針。
ハードウェアは産業用PCを採用し、CPUにPentium II-350MHzを搭載した。OSはWindows
NT Woekstation 4.0を採用。標準で2回線の音声処理ボードを搭載。回線数は最大で8回線まで増設できる。