12月8日から12日まで、アメリカ・ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターにおいて“Fall Internet World '97”が開催。同イベントは、インターネット/イントラネット専門のイベントで、参加企業約600、参加者が約6万人という規模になっている。
9日に記者会見を開いたマイクロソフトは、新製品『BackOffice Server 4.0』を発表。翌10日には、コマース・ワン社やSAP社などとともに共同記者会会見を開き、電子商取引での新世代プラットフォームを発表したほか、Officeの次期バージョンではHTML、XMLの対応強化を発表した。
サン・マイクロシステムズはJava関連の製品をいくつか発表していたが、WWWブラウザーを最新のJavaに対応させるソフト『Java Activator』が特に来場者の注目を集めていた。
ほかにも、マクロメディアがこのイベントに合わせて出荷したウェブ・デザインソフト『DREAMWEAVER』や画像処理ソフトの『LivePix』などに高い関心が寄せられていた。
(週刊アスキー編集部 菊池猛/協力 ニューヨーク在住・渡辺史敏)
http://events.internet.com/fall97/