日本オラクル(株)は、Oracleデータベース接続用のミドルウェア『Oracle
Objects for OLE Version2.2』の出荷を12月26日に開始する。価格は3万9000円。
このバージョンからInternet Information Server 3.0に対応し、Oracleと透過的に統合したWebベースのアプリケーション開発が可能になる。またVBScriptあるいはJavaScriptを利用して、同製品のコードをActive
Server Pages2.0に埋め込むこともできる。動作するプラットフォームはWindows95/
NT4.0。対応RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)は、Oracle7/Workgroup
Server Release7.3以上、Oracle8/Enterprise Edition Release8.03。
またWindowsNT4.0 Enterprise Edition用のクラスターオプション『Oracle
FailSafe 2.0』を来春に出荷することも明らかにした。Oracle Parallel
Serverが基幹系システム向けなのに対し、同製品はより小規模ネットワークに対応する。2ノードに対応し、片方のNTクラスターノードがダウンしても、自動フェイルオーバー機能で、ユーザーの接続をもう一方のノードに自動的に切り替えてくれる。対応RDBMSは、Oracle7/
Workgroup Server for NT Release7.3.4、Oracle8/ Enterprise Edition for NT Release8.0.4。(報道局 若名麻里)
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