(株)東芝は、11月中旬より「Linuxサポートオフィス」を設供、サポートOSとしてLinuxを追加すると10月25日、発表した。ソリューションプロバイダ向けに、ハードウェア/ソフトウェア/サポートサービスを一体として提供する。従来のサポートOSはSolarisとWindows NT/2000のみだった。
サポート対象となるハードウェアは、同社のサーバ「MAGNIA」シリーズとディスクアレイ装置「ArrayFort」シリーズ。ソフトウェアは、同社のクラスタソフト「DNCWARE ClusterPerfect」と、Oracle8i。今後、さらにサポート対象を拡充していくという。
サポート対象のディストリビューションは、TurboLinuxとRed Hat Linuxの2つ。
Linuxサポートサービスの概要は、次のとおりだ。
- ハードウェア動作検証情報提供サービス
- MAGNIAシリーズおよび周辺機器、ArrayFortシリーズの動作検証を行ない、結果を順次Webで公開する
- Linux基本サポートサービス
- Linuxの設定・使い方に関する問い合わせ対応や、ソフトウェア障害対応、修正版の提供代行、技術情報の提供を行なう。サービスは、電話(9:00~12:00、13:00~17:00)、電子メール、ファクスで受け付ける
- インストール・設定代行サービス
- Linuxのインストール・設定、Apache/Sendmail/Sambaの設定を行なう。それ以外のRAIDやUPS、バックアップなどのサービスは、個別対応となる
- オンサイトインストール・設定代行サービス
- ハードウェアの準備が整ったユーザに対してLinuxのインストール・設定をオンサイトで行なう。サービス内容は「インストール・設定代行サービス」と同一のもの