蝶理情報システム(株)とターボリナックス ジャパン(株)は、蝶理情報システムの『Linux版XMLトランスレータ『FleXML forTurbolinux』(10万円、2001年7月発売予定)に関して、販売・マーケティングにおいて協業していくことを発表した。
FleXML for Turbolinuxは、XMLベースのシステムと既存システムのデータ交換を実現するソフトウェア。対応するTurboLinuxのバージョンは、『Turbolinux Server 日本語版 6.1』となっている。また、XMLデータと既存環境のデータのマッピングツールは、Windows環境(Windows 95/98/Me/NT/2000)で動作する。
FleXML for Turbolinuxの主な機能
変換機能
- フォーマット変換
- 固定長 ←→ XML
- CSV ←→ XML
- 固定長 ←→ CSV
- CSV ←→ CSV
- XML ←→ XML ※XSLTプロセッサによる変換
- 文字コード変換
- ホストコード(IBM、富士通、日立) ←→ シフトJIS
- ホストコード(IBM、富士通、日立) ←→ EUC
- ホストコード(IBM、富士通、日立) ←→ UTF-8
- シフトJIS/EUC ←→ UTF-8
- データ形式変換
- パック10進数 ←→ 文字10進数
- 数値桁区切り付加・削除
- 符号付加・削除
- 日付データ編集
- テーブル参照によるデータ変換
- ユーザー定義文字の出力
- 各種関数呼び出し
データ変換マッピングツール
変換前の形式(入力)と変換後の形式(出力)とを関連付ける。DTD(Document Type Difinition)に関しては、入力データマッピング情報として、そのまま読み込み可能。