レッドハット(株)は、「Red Hat Linux 6.2J」を4月21日に発売する。
同製品は、米国で4月10日より発売される「Red Hat Linux 6.2」を日本語化したもので、米国同様、「スタンダード」、「デラックス」、「プロフェッショナル」と3種類のラインナップとなっている。パッケージの内容は以下のとおり。
「Red Hat Linux 6.2J スタンダード」
- オペレーティングシステムCD 2枚
- ドキュメントCD 1枚
- 90日間のメールによるサポート
- 30日間の優先オンラインアクセス
「Red Hat Linux 6.2J デラックス」
- オペレーティングシステムCD 2枚
- ドキュメントCD 1枚
- ワークステーション向け商用アプリケーションCD 1枚
- 30日間の電話によるサポート
- 90日間のメールによるサポート
- 90日間の優先オンラインアクセス
「ワークステーション向け商用アプリケーションCD」の主な内容(デラックスに添付)
- ATOK12 SE: かな漢字変換システム
- Wnn6 Ver3: かな漢字変換システム
- dp/NOTE for Linux/BSD Ver.2.02: 日本語ワープロ
- System Commander Lite: 複数OSを切り替え可能なブートローダの機能限定版
- DynaFont: 日本語フォント
- ME10: CADソフトウェア
- Shade for Linux Preview Kit: 3DCGソフトウェア体験版
- dbMAGIC Version 8 Linux版: Webアプリケーション開発環境
- データベース職人1.0: データベース構築ツール
- LINSE 1.0.0: ネットワーク管理ソフトウェア
「プロフェッショナル」のみ5月中旬の発売となっており、eビジネスで使用されるWebサーバ構築などの用途に最適化されたパッケージになるという。価格は、スタンダードが3980円、デラックスが1万2800円、プロフェッショナルが予定価格2万9800円。日本国内で販売されているディストリビューションが、6千円以上で販売されているのに対して、スタンダードが3980円という意欲的な価格設定となっている。
「Red Hat Linux 6.2」の新機能については以下の【関連記事】を参照のこと。