ターボリナックス ジャパン(株)は15日、親会社の米TurboLinuxがIBMのメインフレームシステムにLinuxシステムを統合する技術である“Linux-SNA接続技術”をオープンソース化することを発表した。この技術は、IBMのメインフレームのシステムネットワーク“SNA”とLinuxシステムをTCP/IPで接続するというもの。これにより、メインフレームのシステムにおいても、サーバやクライアントにLinuxとも互換性をもつという。
なお、同技術は、Linuxのカーネル2.3.21で開発されており、「Microsoft SNA Server」や「IBM eNetwork Communications Server」と接続が可能となる。
オープンソース化する主なものは以下のとおり。これらはIntelベースのLinux上で動作する。
- New Low Level LLC Layer
- New Token Ring drivers
- ESCON and Bus/Tag channel support
- Advanced API support for SNA
- high performance routing