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2009年はこのおもちゃがすごい――TOYフォーラム2009レポート

リアルすぎる人生ゲーム、俺監督アニメ製作マシンとは

2009年01月15日 14時20分更新

文● 夢見る頃を過ぎても盛田/トレンド編集部

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EPOCHの「あまりにも豪華すぎる史上最強の野球盤」

エポックといえば野球盤だが、開発者の異常な愛情が生んだハイスペックマシンが「野球盤メガスタジアム」だ。定価9980円で絶賛発売中。2009年ともなれば、キャッチボールをしたことはなくても野球盤で消える魔球を投げた経験はあるという親子が9割を占めているはず。もう一度熱くなっていただきたい

ハイスペックマシンならスイッチヒッターを設定でき(左)、客席も2階建てな上に人工芝まで植えられている(中央)。今すぐ公式戦が開催できるプロ仕様の野球盤だが、あるのか公式戦。扱いが小さくて申し訳ないけど、昔懐かしい昭和の名盤を復刻した「野球盤クラシック」は定価4179円で4月発売(右)。

ちなみにエポックといえばシルバニアファミリーでも有名。おなじみのこだわりギミックが満載の新シリーズ「あかちゃんゆうえんち」シリーズが4月18日に発売、出血モノの出来に筆者自身が動物化してしまいそうだ

エントリー層向けに「はじめてのシルバニアファミリー」定価4179円も発売。おままごとが出来る最低限のセットが入っている。フロイドチックに言えばこれが「教育」である

おみせシリーズにもオプションを色々と追加。このこだわりはもはや意匠のレベルだ。イオニア式建築などと同様に「シルバニア式建築」が後世に残ることを期待したい

セガトイズの「AKY系(あえて空気読む)植物型ロボット」

岡山県立大学・渡辺富夫教授の監修によるうなずき理論「KYテクノロジー」をLSIに詰め込んだ電脳植物おもちゃ「ペコっぱ」(2月発売予定)と「花っぱ」(6月発売予定)。「ASCII.jpってマジ楽しいよね!」などと話しかけると、空気を察して不承不承頷いてくれる。ていうか渡辺教授って知らないとか空気読まないこと言わないように

今年のセガトイズはぬいぐるみが盛りだくさん。写真右はロボット猫「夢ペット」シリーズより「夢ねこヴィーナス」、発売は7月以降。背中をなでたり、目の前で手を振ったりするとかなり俊敏に反応する。中央は骨に反応する「夢こいぬ」。キャサリン・ヘップバーン主演の名画「赤ちゃん教育」を思い出す。そしててのひらペットのリスくん(右)。夢やドリームという言葉を聞くと「ドリームボックス」を思い出すが、こっちならヒューマニズム崩壊の心配はない

CMキャラクターとして一躍人気を博したお茶犬がぬいぐるみとして新登場。くぅーんという甘いボイスで「抱いてほしい」と鳴く。ほったらかしにされると涙(お水)を流し、胸元を濡らすという趣向。なかなかフェティッシュな作りである

アクセサリー色々、カスタマイズ系フィギュア「デコッチャオ」。定価2310円で4月発売予定。かなりCROCSサンダルを意識したような風貌がオトナの物欲まで刺激してくれる。カラーリングも鮮やかで、スタッフの方もかなりポップに見える

LA生まれというおしゃれ系ドッグぬいぐるみ「パニーニ」。ファッションドールというジャンルなのはわかるのだが、写真右の「眼球ピアス」的アクセサリーまで来るともはやサイバネである。デトロイト生まれであってほしかった

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