アイ・オー・データ機器がパソコン用地デジチューナー製品のラインアップを一新する。目玉は録画/視聴ソフトウェア「mAgicTV Digital」が大幅に進化し、UMPCへの対応、地デジ番組の編集などが可能になったことだ。
ハードウェアとして目新しいのは、USB外付けタイプながら地デジのWチューナーを内蔵した「GV-MVP/HZ2W」。2番組の同時録画、または番組を視聴しつつ裏番組の録画ができる。発売は12月下旬で予想実売価格は1万9800円。
そのほか、PCI Expressカードタイプの「GV-MPV/HS2」、PCIカードタイプの「GV-MVP/HX2」、外付けUSBタイプの「GV-MVP/HZ2」が登場するが、ハードウェア面での変更はない。実売予想価格はいずれも1万4800円で、発売は12月中旬の予定。
UMPCでコマ落ちなしで地デジを表示
新しいmAgicTV Digitalには、AtomプロセッサーなどCPUパワーが低いマシン向けの「Netbookモード」が搭載された。
録画する番組には一切圧縮処理を行なわず、番組情報や番組表の取得、予約録画の番組追従、データ放送・字幕の表示などを省くことで処理を低減。UMPC/Netbookでもコマ落ちなしで地デジを視聴できる。