一見わかりにくいパフォーマンスの向上
ハードディスクの価格が大きく下がった最近では、大容量のハードディスクを利用しているユーザーも多いだろう。そういった面からも、新バージョンのパフォーマンス向上に大きな期待を寄せているはずだ。そこで、もっとも頻繁に行うであろう「修復」の「検証」作業で前バージョン(1.5.3)と処理時間を比較した。その結果、ほぼ同等のパフォーマンスを記録するにとどまった。
しかしメーカーによると、実は新バージョンでは検証項目が増えているとのこと。つまり、パフォーマンスは向上しているのだが、そのぶん検証項目も増えているため、結果的に作業時間に大きな変化はないということだ。
【Conclusion】
○
親しみやすいグラフィカルなインターフェースと高度なドライブ管理機能を併せ持ち、初心者からベテランユーザーまで幅広くサポートする。
×
前バージョンに比べ、全体的な反応/動作が鈍い。特にDVDから起動したときはアニメーション機能をオフにできないため、余計緩慢に感じる。
(MacPeople 2008年10月号より転載)