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マクソン、3D CGソフト「CINEMA 4D R11」を発表

CINEMA 4Dが64ビットサポート

2008年08月15日 17時57分更新

文● MacPeople編集部

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独マクソンコンピュータ東京オフィスは12日、3D CGソフト「CINEMA 4D R11」を9月に発売すると発表した。単体販売のほか、拡張モジュールがセットになったパッケージも用意しているが、価格とアップグレードに関する情報は未定だ。

Cinema 4D

「CINEMA 4D」は単体でモデリングからレンダリングまでこなすプロ向けの統合3Dツール。前バージョンに比べレンダリングスピードが平均で2倍に向上しており、すべてのユーザーにとってうれしいアップグレードだ

CINEMA 4D」は、3Dオブジェクトのモデリング/テクスチャリング/アニメーション/レンダリング機能を備えた統合3Dツール。すでに20年の歴史があるソフトで、親しみやすいインターフェースとワークフローに定評がある。

Cinema 4D

新しいアルゴリズムを採用した「グローバルイルミネーション」により、これまで以上にリアルなレンダリングが可能。GIアニメーションも最適化され、ちらつきが低減した

バージョン11の主な新機能は、Mac OS X Leopardの64ビット完全対応のほか、複雑な階層のアニメーションも簡単に合成できる新システムや、Photoshopのブラシデータの読み込み、ワコムタブレットのサポート強化といったペイントツールの改善、CPUの最適化などによるレンダリングスピードの大幅アップ、最新映画でも使用されるマットペイントツールの標準搭載——などがある。


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