これは「原子力空母」のマジメな学習マンガ
今回配布されたマンガは、日本人の漫画家が絵を担当しており、いわゆるアメコミ調にはなっていない。ストーリーは、新米水兵にして日系人のジャック・オハラ三等兵曹がジョージ・ワシントンに配属され、様々な人と出会い、いろいろな出来事を経験しながら成長していくもの。このストーリーを通して、読者は空母の持つ機能や軍事的に果たす役割を学ぶという、いわば「学習マンガ」の形式となっている。
「学習マンガ」的な作品、ということでお遊びの要素は少なく、話の展開も地味な印象だ。もし次作を作るなら、ぜひエンタメの本場、アメリカの本領を発揮した作品を読ませて欲しいものだ。