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会計ソフト

レビュー:マスターマネー 2

2008年05月31日 15時00分更新

文● 小口博朗

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オンラインサービスからデータをインポート

 本ソフトはデータ入力の操作体系が洗練されてはいるが、データ入力という作業そのものはやはり苦痛だ。日頃、買い物に「お財布ケータイ」やクレジットカードなどを使っている場合、利用している金融機関のオンラインサービスから履歴データを入手できることがある。そのデータがMicrosoft Money用のOFX形式であれば、そのままインポートできるので楽だ。

拡張子が「.ofx」のMicrosoft Money用ファイルをインポートする際には、「ファイル」メニューから「電子明細の読み込み」を選ぶ

 しかし、金融機関によっては、CSV形式しか配布していない事例も多い。そんな場合でも、Microsoft Excelなどを利用してデータの並び方を編集すればインポートが可能になるので、ぜひ活用したいところだ。

Maste Money 2 for Mac

CSV形式で入手したデータは、A列に日付、B列にメモ、C列に入金額、D列に出金額と編集すれば、CSV形式で取り込める


【Conclusion】
○  金融機関が配布する履歴データを取り込める。データ入力のインターフェースが扱いやすく、フレキシブルにデータを管理できる。低価格なわりに機能は充実。

×  Palm以外のモバイルデバイスに非対応。コンテクストメニューの使用や特定箇所のダブルクリックなど、一部の操作を直感的に実行しにくい。

(MacPeople 2008年7月号より転載)


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