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ここが変わったWindows Vista 100連発! ― 第75回

RWINを自動で調整するようになった

2008年02月13日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPではレジストリエディタでRWINを変更していた Windows Vistaのレジストリにも設定が残っているが、利用されていない
Windows XPではレジストリエディタでRWINを変更していたWindows Vistaのレジストリにも設定が残っているが、利用されていない

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows XPは、TCP/IPで通信する際の受信確認タイミングを指定する値「RWIN」(Receive Window)の初期設定が、ブロードバンドインターネット接続向けの値ではなく、ユーザー自身がレジストリを修正することで設定を変更していた。Windows Vistaでは、このRWINがネットワークに合わせて自動調整されるようになり、常に適切な設定で高速通信できるようになっている。

 RWINとは、ネットワークでデータをやり取りする際に、受信確認を送信するタイミングを表わす値のこと。Windows XP以前のOSではナローバンドを想定した初期設定であったため、ブロードバンド接続ではむしろ通信速度が低下する原因となっていた。レジストリキーの「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters」にある「TcpWindowSize」の値を修正することで、設定を変更できた。

 これに対してWindows Vistaでは、RWINが自動調整されるようになり、逆にユーザーによるカスタマイズはできなくなっている。ブロードバンドでも性能を発揮できるように設定されるため、ユーザーが値を気にする必要はない。ちなみに、レジストリに「TcpWindowSize」の項目は残されているが、Vistaでは利用されていない。

 もしこの自動調整機能を止めたい場合には、スタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択する。続いて、「netsh interface tcp set global autotuninglevel=disabled」と入力すればいい。元に戻す場合は「netsh interface tcp set global autotuninglevel=normal」と入力する。

コマンドプロンプトからRWIN自動調節機能を停止できる コマンドプロンプトからRWIN自動調節機能を停止できる

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