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待望のユニバーサルバイナリー化を果たしてパワーアップ

アドビ、低価格画像編集ソフトの最新版「Adobe Photoshop Elements 6 日本語版(Macintosh版)」を発表

2008年01月10日 17時59分更新

文● MacPeople編集部

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アドビ システムズ(株)は10日、入門向け画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 6 日本語版(Macintosh版)」を2008年第2四半期(4〜6月)前半に発売すると発表した。なお、スクリーンショットを含め同ソフトの詳細は1月15日から米国サンフランシスコで開催される「Macworld Conference & Expo」にて披露される予定だ。

Adobe Photoshop Elements 6J for Macintosh

「Adobe Photoshop Elements 6 日本語版(Macintosh版)」のパッケージは、すでに発売されているWindows版と同一のデザイン。対応システムは、Mac OS X 10.4.8以上(Leoaprd対応)。対応マシンは、PowerPC G4/G5またはインテルCPUを搭載したMac

本ソフトは、画像編集ソフトの定番「Photoshop」シリーズの低価格入門ライン。昨年すでにWindows版が発売されており、また前作にあたる「Adobe Photoshop Elements 4.0」(バージョン5はWindows版のみの提供)がインテルMacではエミュレーション環境(Rosetta)で動作するPowerPCバイナリーだったことから発売が待ち望まれていた。

「Adobe Photoshop Elements 6 日本語版(Macintosh版)」の価格
通常版 パッケージ製品 1万3440円
通常版 ダウンロード製品 1万2800円
乗り換え・アップグレード版 パッケージ製品 9240円
乗り換え・アップグレード版 ダウンロード製品 8800円
アカデミック版 7140円
価格はすべてアドビストアでの提供価格。なお、乗り換え対象ソフトにiPhotoが含まれているため、同ソフトに対応するMacのユーザーは「乗り換え・アップグレード版」を購入できる

バージョン6では、PowerPCおよびインテルCPUの両環境でネイティブ動作するユニバーサルバイナリーとなったほか、同社独自の「Photomerge」技術により、複数の写真から最適な部分を抜き出して1枚の写真を合成する機能を搭載。例えば集合写真を撮影する際に、横を向いたり目をつぶっている人物だけ別の写真から抜き出して理想的な状態に仕上げられる。もちろん、その際にカメラ位置や色調の微妙なズレも自動で調整してくれる。

また、クイック選択ツールの使い勝手が大幅に向上。写真を編集する際には、通常の「スタンダード編集モード」、スライダーの調整だけで補正できる「クイック編集モード」、ツールの使い方を学習しながら編集する「ガイド付き編集モード」──の3つの編集モードをワンクリックで切り替えられる。さらに、ユーザーインターフェースが改善され、カラーカーブを使った露出の調整機能や、モノクロ写真への自動変換機能なども搭載する。


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