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動画変換ソフト

レビュー:Video SAVE

2007年12月09日 06時00分更新

文● 小口博朗

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HDDレコーダー感覚で動画をガンガンゲット


 Video SAVEの「録画エージェント機能」を使うと、気になる単語が登録されている動画を起動時に自動収集できる。

単語登録

録画エージェントでは、複数のキーワードを登録して同時に検索/ダウンロードも可能だ。ただし、キーワードを各ウェブサイトごとに設定することはできない

 具体的には、出かける前にVideo SAVEを起動するだけで、対応する動画サイトから設定した単語や条件に当てはまる複数の動画を自動的に検索/収集してくれるのだ。あとは、iTunesを経由してiPodに転送するだけでいい。ちょっとした空き時間に、携帯端末で大量の動画を楽しむ使い方にはピッタリだ。

条件登録

「登録日時をチェックする」をオンにすると、更新日時が新しい動画だけを対象にできる。ユーザーの評価を条件に加えることも可能だ

 ただし、録画エージェント機能で検索対象に設定できるのは1サイトだけ。複数のサイトを一括検索することはできず、対象サイトを変更する場合には手動での操作が必要となる。また、一度ダウンロードしたファイルの履歴を個別に消去できない点が気になるユーザーも多いだろう。

共有サイト選択画面

録画エージェントの検索対象サイトをプルダウンメニューで指定してキーワードを登録したら、「検索」ボタンで処理が始まる。なお、「ニコニコ動画」と「CRACKLE」では録画エージェント機能を使用できない


【Conclusion】
○  iTunesの機能とうまく連動している。動画を変換する際の設定が簡単で、iPodのほかにPSPや携帯電話など、対応するデバイスが幅広い。

×  利用できるウェブサイトが少なく、「ニコニコ動画」などは機能が制限される。今後どの程度まで対応サイトが増えるか注目したい。

(MacPeople 2008年1月号より転載)


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