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動画変換ソフト

レビュー:Video SAVE

2007年12月09日 06時00分更新

文● 小口博朗

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ムービージャンキーのためのラクラク動画収集ソフト


Video SAVE 【SPEC】
開発/販売元●(株)インターネット 価格●6090円 備考●ベータ版による評価のため、製品とは細部が異なる可能性がある
http://www.ssw.co.jp/

対応システム●OS X 10.3.9以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac

【COMMENT】
ポータブル機器で動画共有サイトのコンテンツを楽しみたい人には便利なソフト。対応サイトが限定される点と、動作が不安定なところが残念。


「Video SAVE」は、動画共有サイトなどからダウンロードしたムービーを、各再生デバイス用のムービー形式に変換するソフトだ。

 対応するウェブサイトは、「Ameba Vision」「CRACKLE」「Dailymotion」「Google Video」「MySpace」「STAGE6」「YouTube」「ニコニコ動画」──の8つ。

インターフェース

ウェブサイトの選択は、URLフィールドのコンボボックスを使う。未対応サイトのブラウズも可能だが、ダウンロードリストには登録できない

 動画のダウンロードには、専用のウェブブラウザーで目的の動画を表示して「リスト登録」ボタンを押す方法と、対象のウェブサイトとキーワードを設定してファイルを自動的にダウンロードする「録画エージェント」機能を使う方法──の2種類がある。

ブラウザーウィンドウ

ブラウザーウィンドウで動画共有サイトを閲覧したところ。右上の「リスト登録」ボタンを押すと表示した動画がダウンロードリストに加わり、ダウンロードが始まる

 保存時の動画形式を意識する必要はなく、iPodやPSP、携帯電話といった再生デバイスを選ぶだけで、自動的に最適なファイル形式へ変換してくれる。なお、Video SAVEには動画の管理機能はないが、ダウンロードした動画をiTunesのプレイリストに自動的に登録できるため、管理はそちらで行おう。

転送先プリセット

転送先のデバイスに応じたプリセットが用意されている。通常はここから選ぶだけでいいが、「詳細設定」で解像度やビデオビットレートの変更も可能だ

 かき集めた大量の動画をiPodやPSPなどでチェックしたい人や、ひとつのソフトでダウンロードから形式変換までを処理したい人には便利なソフトだ。


(次ページに続く)

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