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動画表示の19インチモデルと広色域パネル採用の22インチモデル

ナナオ、19/22インチ液晶モニター「FlexScan S1932-SE」「同S2231W-E」を発表

2007年10月25日 19時31分更新

文● MacPeople編集部

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(株)ナナオは25日、動画表示性能を高めた19インチ液晶モニター「FlexScan S1932-SE」と、広色域パネルを採用した22インチ液晶モニター「同S2231W-E」を11月22日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、実売価格(EIZOダイレクト)は「S1932-SE」が6万4800円、「S2231W-E」が7万9800円。

動画表示に優れた「ASIC(画像制御用ICチップ)」を搭載して、コントラスト比を2500:1にまで引き上げ、動画表示性能をさらに進化させた「FlexScan S1932-SE」。ゲインやガンマなどを適切に補正する「コントラスト拡張機能」により、さまざまなシーンでメリハリのある美しい映像表示が可能だ。また、独自のオーバードライブ回路により、動画の残像感を大幅に低減するとともに、動きの速いシーンにおける白とびや黒つぶれを抑え、くっきりと立体感豊かな動画映像を再現する

動画表示性能を進化させた「FlexScan S1932-SE」は、同社のスタンダードラインアップ「FlexScan」シリーズで昨年発売した「S1931-SE」の後継モデル。最大表示解像度は1280×1024ドット、輝度は250カンデラ/㎡、コントラストは1000対1、視野角は水平/垂直ともに178度。応答速度は白黒反転で20ms、中間階調域では8msだ。本体サイズは、幅405×奥行き246.8〜277.6×高さ347.7〜507mm、重さは約8.8kg(スタンド部含む)。

広色域パネルを採用した「FlexScan S2231W-E」は、AdobeRGBカバー率/NTSC比ともに92%の色域を実現。従来のsRGB色域では再現できなかった鮮やかなグリーンやシアンを再現できる。1680×1050(WSXGA+)の高解像度に対応し、17/19インチのスクエア型液晶モニターの解像度1280×1024(SXGA)と比較すると約1.35倍の情報を一度に表示可能だ。視野角が広いので、縦表示しても画面の隅々まで鮮明で安定した色調をもたらす

FlexScan S2231W-E」は広色域パネルを採用した22インチワイド液晶モニター。最大表示解像度は1680×1050ドット(WSXGA+)、輝度は250カンデラ/㎡、コントラストは1500対1、視野角は水平/垂直方向ともに178度。応答速度は白黒反転で16ms、中間階調域では8msとなっている。本体サイズは幅507×奥行き279.9〜296.4×高さ351.5〜516.5mm、重さは約12.5kg(標準使用時)。縦回転時の高さは最大603.5mmとなる。

両製品ともに可動範囲が広く、設置自由度の高い「EZ-UPスタンド」を装備。縦/横回転、昇降により最適な設置ポジションを維持できる。

なお、同社の直販サイト「EIZOダイレクト」と直営ショップ「EIZOガレリア」では、液晶モニターのサイズやグレード、スタンドをお好みで組み合わせて購入できる「MyStyle WIDE」を実施している。


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