NECディスプレイソリューションズ(株)は23日、入力端子にDVI2系統とミニD-Sub15ピン1系統を装備した19インチ液晶ディスプレー『MultiSync LCD1990SX』を8月27日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。予想実売価格は8万円前後。
MultiSync LCD1990SXは、2006年1月に発表された19インチ液晶ディスプレー『MultiSync LCD1990SXi』の後継機種にあたる製品。色の測定/補正が行なえるハードウェアキャリブレーション方式に対応した同社のキャリブレーションソフト『SpectraNavi』を使用できる。また、輝度ムラ/色ムラを5段階で補正できる“ムラ補正機能”(UNIFORMITY)や、中間調の応答を高速化(20ms→8ms)する“レスポンス・インプルーブ(RESPONSE IMPROVE)回路”、RGB各色に12bitのルックアップテーブルを持つことで約679億6723万色中約1677万色の表示が行なえる“12ビットガンマ補正機能”などを引き続き搭載する。Windows Vistaの動作認定制度“Works with Windows Vista”の基準に対応した製品となっている。
輝度は250cd/m2、表示領域のサイズは376×301mm、視野角は上下左右178度。デジタル2系統(DVI-I、DVI-D)はいずれもHDCPには非対応となっている。電源はAC100~240Vで、消費電力は39W(パワーセーブ時は1W以下)。本体サイズは幅402.3×奥行き247.3×高さ560.7mm、重量は約8.4kg(スタンド含む)。本体カラーが黒のブラックモデル『MultiSync LCD1990SX(BK)』もラインアップする。