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【INTERVIEW】

Mac初のワンセグチューナー『PCTV-hiwasa』は、ソフトも徳島製だった!!

2007年01月27日 00時00分更新

文● 編集部 広田稔

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2006年12月、(株)ログファームから発表されたWindows/Mac両対応のワンセグTVチューナー『PCTV-hiwasa』。

当初、Mac版ソフトは1月下旬に提供される予定だったが、同社のウェブページ(外部リンク)によれば「1月末目標でベータ版の公開を予定」とスケジュールが変更されてしまった。すでに製品を購入し、このMac版ソフトの提供を待っているユーザーは、「実際、いつ出るのか」というのが気になるところだろう。

実はこのMac版のソフトの制作は、ログファームと同じ徳島県にある(株)マキエンタープライズが手掛けている。マキエンタープライズと言えば、コンテンツフィルターソフト『KidsGoGoGo』などで知られる、古くからのMacユーザーにもなじみ深い企業だ。

今回、東京にフィールドテストに訪れたログファームの代表取締役社長、春田裕計氏と、マキエンタープライズの専務取締役、野原一朗氏を取材し、現在の開発状況をうかがった。

PCTV-hiwasa
『PCTV-hiwasa』と開発中のMac版ソフト(テレビ画面にはモザイクをかけてあります)

「2月の中旬までには提供する予定」

──Mac OS X版の録画/視聴ソフトはいつ入手できますか?

【野原氏】いくつかの機能制限があるかもしれませんが、2月の中旬までには公開したいと考えています。

【春田氏】提供が遅れていて申し訳ありません。Macユーザーの大きな期待と、早くやらねばというプレッシャーを感じています。


実際のソフト
iBook G4で実際に動作する開発中のソフト

──ソフト開発で苦労している点はありますか?

【野原氏】ワンセグの放送波(TSデータ)やハードウェアを解析するのに時間がかかりました。

ワンセグでは映像形式にH.264(MPEG-4 AVC)、音声形式にMPEG-2 AACを採用していますが、Mac OS XはMPEG-2の再生を標準でサポートしていません。そのためMPEG-2をどうやって扱うかが課題でした。

Mac OS X版のソフトでは、いったん動画や音声をMacで再生できる形式に変換。映像/音声をひとつに合わせ、QuickTimeストリーミングサーバーを経由して表示するという方式をとっています。

現在、プログラムとGUIの開発は終わっていますが、例えば移動中にトンネルに入って受信が途切れた場合や、チューナーを抜き差ししたときなど、さまざまなケースでフィールドテストを行なって、ソフトの信頼性を向上させている最中です。


──今後のアップデートでは、どのような機能を考えていますか?

【野原氏】先ほども触れたようにMac OS X版の視聴ソフトでは、QuickTimeストリーミングサーバーの仕組みを使っているので、実はLAN内ストリーミング配信の機能を実装できます。

例えば、受信感度のいい部屋のMacにPCTV-hiwasaを差し、LAN経由で配信して、別の部屋のMacで視聴する使い方が考えられるでしょう。

バージョン1.0が出てから1カ月以内に、この機能を実装したバージョン1.1を無償で提供したいです。そのほか、面白い機能も考えてますので、ぜひ期待してください。

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