「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」 第73回
2017年登場したライブ配信メディアに共通すること そして見えてくる2018年のトレンド
2017年12月28日 17時00分更新
今年2017年にサービスをリリース、もしくは海外のプラットフォームが日本でサービス開始や一般ユーザーへの利用開放をした個人の利用が主となるライブ配信メディアのプラットフォームは「Instagram Live Stories」「ポコちゃ」「BIGO LIVE」「17 Live」「LIVE commune」「CHIPS」の6サービス(※独自調べ)。
2017年に生まれた(日本参入した)主なライブ配信メディアのプラットフォーム
1月 Instagram Live Stories(Facebook)
1月 ポコちゃ(DeNA)
7月 BIGO LIVE(Bigo Live Japan)
9月 17 Live(17 Media Japan)
9月 DMM LIVE commune(DMM.com)
10月 CHIPS(PicApp Inc. ※DMM.comグループ)
一年を振り返ると、ライブ配信メディア全盛期となった2016年と、今年2017年は本当に目まぐるしく状況が変化していきました。
とはいえ、第18回記事によれば、2016年に生まれたプラットフォームの数は10サービスでしたから、去年の「毎月ひとつずつ新しいプラットフォームがどんどん登場してくるような目まぐるしい状況」は、今年になって少し落ち着いてきたのかもしれません。
2017年に生まれたライブ配信メディアのプラットフォームたち
今年最もインパクトがあったのは写真共有サービス「インスタグラム」がストーリーズ(Stories)のライブ配信機能「ライブストーリーズ(Live Stories)」を1月に日本国内の利用者へ向けて公開したことでしょう。
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