ASCII倶楽部

このページの本文へ

DJコジマの作業“中”BGM 第18回

VILOD「Safe In Harbour」

“ピキッ、ブチッ”の快感 生々しい電子音の揺らぎを聴く【倶楽部】

2016年07月15日 16時00分更新

文● コジマ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Image from Amazon.co.jp
セーフインハーバー (SAFE IN HARBOUR)直輸入盤帯ライナー付国内仕様

ちょっと変わった音が気になる

 聴いたことがない音、あまり他では聴かないような音が鳴っていると、思わず声をひそめて耳を傾けることがあります。「なんだこれは?」と不思議な気分にとらわれ、ついつい気になってしまう。

 未知のものに触れると、不安になる。音をしっかり確かめて、安心したくなるのかもしれません。自作PC虎の巻、通称ジサトラのメンバーも、ときどき「組んだパソコンから聞いたことのない異音が……」と不安そうにしていますから。

 だから、行ったこともない国の民族音楽や、めったに見つけることのできないレアな音楽を耳にすると、ちょっとうれしくなってしまったりもします。マニアックな楽しみなのかもしれませんが。

 そんな自分が、一聴して耳を奪われてしまった、「変わった音」があります。ヴィロッド「Safe In Harbour」。2015年に発表された、今をときめくテクノ・ミュージックの旗手が手がけたアルバムなのですが……。

カテゴリートップへ

この連載の記事

週間ランキングTOP5

ASCII倶楽部会員によく見られてる記事はコレだ!

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!