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強化ガラス製マウスパッド「ROG Moonstone」など気になるデバイスもまとめて試す!

静音性重視の独自スイッチ“ROG NX Snow”がイイ!「ROG Strix Scope II 96 Wireless」をレビュー

2024年04月13日 10時00分更新

文● ジサトラユージ 編集● ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

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強化ガラスのマウスパッドに人気マウスのカラバリも

 キーボードについて紹介したところで、マウスとマウスパッドについても見ていこう。ROG Harpe Ace Aim Lab Editionは、以前レビューしたこともある通り、eスポーツ向けに開発された軽量ゲーミングマウスだ。

ASUSのeスポーツ向けゲーミングマウスであるROG Harpe Ace Aim Lab Edition。2023年後期にホワイトモデルが登場した。実売価格は2万円前後

 ROG Harpe Ace Aim Lab Editionは、エイムトレーニングソフト「Aim Lab」のチームと共同開発されたマウスであり、同ソフトと連携して最適な感度設定などを提案してくれる機能がある。

 ハードウェア的には、近年のゲーミングマウスのトレンドである軽量化を突き詰めることで、54gという重量を実現。センサーも最大36000DPIに対応するなど、高いスペックを誇る。

 ROG Harpe Ace Aim Lab Edition自体は2023年3月に発売していたが、カラーバリエーションのホワイトモデルも2023年10月に発売された。昨今は白いデバイスやPCも人気を集めているだけに、本製品のホワイトモデルを欲していたユーザーは多いだろう。

ホイール部分にLEDライティングを搭載

 また、11月に発売したROG Moonstone Ace Lも気になる製品。本製品は強化ガラスを使用したマウスパッドだ。

強化ガラスを素材にしたマウスパッド、ROG Moonstone Ace L。カラバリは白黒の2色だ。実売価格は1万7000円前後

裏面はロゴがデザインされている

 布のマウスパッドと比べて抵抗が少ないのでマウスの滑りが良く、軽量マウスと合わせて素早くカーソルを動かすのに向いている。表面硬度は9Hと、スマホのガラスフィルムなどでも見る数値になっており、ちょっとやそっとでは傷がつかない作りだ。

キーの安定感と静音性の高さが魅力のキーボード
マウスパッドもトレンドに則した高速操作向き

 では、実際に使ってみてどうなのか。まずROG Strix Scope II 96 Wirelessについてだが、印象的だったのがやはり“キーの安定感”だ。一般的なキーボードは、キーの隅を押すと多少なりともキーキャップが傾く感触があるのだが、このROG Strix Scope II 96 Wirelessに関してはほとんどそれがない。

 どこを押してもまっすぐに押し込まれている感触があるので、ゲーム中の操作が忙しくてキーの中心から外れたところを押すことになっても、意図しない操作を防いでくれるだろう。

 特にその恩恵を感じたのがスペースキーだ。配置上キーの下側を押したりもするスペースキーだが、どこを押しても均等に力が加わるようになっている。ROG Strix Scope II 96 Wirelessのスペースキーは横幅が広く、中心から指が離れやすいだけに相性が良い。FPSゲームなどでも頻繁に利用する場合が多いので、これはありがたい。

ROG Strix Scope II 96 Wirelessには、テカりにくい替えのスペースキーキャップが付属しているので、気に入ったほうのデザインを使うといい。交換用のプラーも付属

 また、ROG NX Snowはストロークがスムーズで深く、底打ちしにくい設計なので、指への衝撃と打鍵音を抑えられるのも魅力の1つといえるだろう。柔らかいクッションのリストレストも付属しており、手首への負担も軽減できるので、キーボード操作で手に疲れを感じるという人も試してみるといいかもしれない。

柔らかく感触のいいリストレストが付属。本体の縦幅もあまり大きくないので、リストレストも置きやすい

 それと個人的には、しっかりと有線接続に対応しているのも好印象だ。キーボードの場合、大きく動かすこともないためケーブルが邪魔になりにくい。なので充電のためにいちいちケーブルをつないだり抜いたりするよりは、ずっと接続していたいというわけだ。

 もちろん、今のトレンドとして無線接続に対応しているほうがいい。レシーバー接続時では、バッテリー持続時間は最大1500時間以上(RGB LEDおよびOLEDオフ時)とのことから、それほど頻繁に充電する必要性もないだろう。ユーザーごとに好みがあるので、複数の選択肢が用意されていることが重要だ。

 ROG Strix Scope II 96 WirelessのレシーバーはROG Harpe Ace Aim Lab Editionも同時に接続できるということで、PCのUSB端子数をなるべく使いたくない人も無線接続を選ぶとよさそうだ。

滑りのいいROG Moonstone Ace Lと軽量なROG Harpe Ace Aim Lab Editionは、どちらも高速操作向きで相性がいい。白/黒でそれぞれ合わせられるのも◎

 今回初めて使用したマウスパッドのROG Moonstone Ace Lは、布製のマウスパッドに比べて、非常に滑りやすくスピーディーな操作が可能だった。強化ガラス製なのでツルツルした表面なのかと思いきや、実際は微細な凹凸がありサラサラとした感触。肌との摩擦も少なく、感触はいい。

 特に、布製のマウスパッドで長時間ゲームをしていくと手汗で湿ってしまい、滑りにくくなることもあるが、ガラス製ならさっと拭き取ればまた快適に使えるようになる。それもガラス製の利点だろう。

 ただ、やはり材質的に重いことと、折り曲げができないため柔軟に設置場所を選ぶことが難しい部分はある。サイズは500(W)×400(D)×4(H)mmなので、十分なスペースを確保して使うといい。

写真だとややわかりにくいが、それなりに厚みもあって重量は695gとかなり重めなので、足の上などに落とさないように注意

 今回試してみたところ、ROG Strix Scope II 96 Wirelessのキーの感触は大きな魅力を感じた。特に、静音性の高いゲーミングキーボードを探している人にとっては選択肢として考えてみてもいいのではないだろうか。キースイッチについては、見ただけでは自分に合っているのかわからないため、購入する前に店頭などで試してみるのもオススメだ。

(提供:ASUS JAPAN株式会社)

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