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クレカ情報含む個人情報も盗まれるので要注意!

メルカリのニセモノが運転免許証とマイナンバーカードを要求してくる詐欺登場

2024年01月27日 18時00分更新

文● せきゅラボ

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本人確認書類としてヤバいものを要求してくる。絶対にNO!

メルカリのニセモノがマイナンバーカード画像を要求!

 フリマアプリで有名なメルカリを騙るフィッシング詐欺が増加しています。

 フィッシング対策協議会によれば、“セキュリティシステムのアップデートを実施しているため、登録済の個人情報を再確認する必要がある”と偽って偽のWebサイトに誘導、アカウント情報を含む個人情報の入力を迫るほか、本人確認書類として運転免許証ないしマイナンバーカードの画像まで要求するというもの。

メルカリを装ったフィッシングメールの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 現在判明しているフィッシングメールの件名は以下の通り。上記以外の表記も存在する可能性があります。

【重要】メルカリの事務局からのお知らせ
【重要】メルカリの本人確認通知
【メルカリ】認証なお知らせ!
【メルカリ】個人情報確認
【メルカリ】お客様のアカウント認証に関するお知らせ
【メルカリ】アカウントの停止
[メルカリ]アカウントが停止される可能性がございます。
メルカリアカウントのセキュリティ更新が必要です - お願いします。

 メルカリを騙るフィッシング詐欺は少なくても2019年からたびたび登場しており、フィッシング対策協議会からも報告があがっています。アカウントと個人情報、特にクレジットカード情報を盗もうとする手口に変わりはありませんが、今回は運転免許証もしくはマイナンバーカードの画像まで窃取しようとする点に違いがあります。

 言うまでもありませんが、上記2点は本人確認書類として極めて使いやすい代物です。顔写真が含まれているため、本人だと偽って不正行為を実行したい人たちにとって喉から手が出るほど欲しい個人情報でしょう。

 高い確率で金銭を伴う被害が生じますから、決してリンクをタップしてはいけません。代わりに、あらかじめブックマークした(もしくは自身で検索した)公式サイトからログインしたうえで問い合わせすることをおすすめします。

メルカリを装ったフィッシングサイトの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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