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【TXP Medical医療データ事業】慢性心不全患者を対象とした医師主導治験の研究計画調査支援サービスを実施

PR TIMES

TXP Medical
TXP MedicalのRWD解析サービス



TXP Medical株式会社(代表取締役CEO:園生 智弘、以下TXP Medical)は、データウエアハウス(DWH)のリアルワールドデータ(RWD)を利用し、新たに製薬企業に対して慢性心不全急性増悪の患者背景探索を目的とした調査支援を実施致しました。
TXP Medicalは大学病院をはじめとした全国各地の中核病院に、救急医療現場における情報のデジタル化とプロセスの合理化の両立を叶える救急向けの医療フロントシステムNext Stage ERシリーズを提供しています。また、これらの病院を対象に、幅広い検査値データ、カルテテキスト、DPCデータ(医療費算定用データ)などを統合した、全診療科・全患者をカバーする臨床研究用DWHの構築サービスを展開しています。

【調査支援サービスの特徴】
TXP MedicalのRWD解析サービスでは、治験計画段階においてDPCより深いデータに基づく症例数推計、施設選定の一助として利用いただけます。また、新薬の効果が見込める患者層はどのような特性を持つ集団で、どの医療機関に多く存在するのかを検討することができ、より実臨床に沿った治験計画立案が可能となります。

【調査支援の内容】
期間:2023年8月から2023年11月、調査開始から結果の報告まで1カ月以内で実施
1.今回慢性心不全急性増悪の患者背景探索を目的とした調査支援として、DWH導入済の医療機関において、DPCデータ内の複数のデータ項目から、ある因子を持った患者を急性増悪の患者として設定しました。
急性増悪の患者数規模を把握すると共に、その患者群におけるいくつかの検査データの基本統計量や異常高値の解析により、設定条件下での急性増悪患者の特徴を明らかにしました。
2.上記解析の妥当性を検証すべく、一部の患者データを対象に、DPCデータから抽出した急性増悪因子とNEXT Stage ERの臨床診断名から抽出された患者の状態を比較するバリデーションも実施致しました。

TXP Medicalが取り扱うデータの特徴(一部)
・NEXT Stage ER*では、救急搬送情報、既往歴、常用薬、バイタルサイン、臨床診断名を含む急性期医療の構造化データを保有
・急性期病院で多項目の検査所見、バイタルサイン情報、DPC情報、カルテテキストを含めたDWHを構築しており、これらのデータを統合解析可能
・検査データ(900項目)や、NEXT Stage ERの情報,さらに必要時はカルテテキスト情報を活用することで、DPC/支払い情報のバリデーション研究が可能

TXP Medicalの医療データサービス
https://txpmedical.jp/service/medical-database


TXP Medical株式会社について
TXP Medicalは「医療データで命を救う。」をミッションに、現役の救急医・集中治療専門医が立ち上げた次世代の医療インフラを牽引するスタートアップ企業です。
代表取締役:園生智弘(救急科専門医・集中治療専門医)設立: 2017年8月28日 HP:https://txpmedical.jp/
・医療データシステム (NEXT Stage ERシリーズ)の開発と提供
・医療AI技術の開発と提供・医療データプラットフォームの構築、リアルワールドデータの解析
・臨床研究支援事業・医療機関に対する経営支援及びコンサルティング事業