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大阪お香原料の老舗・長川仁三郎商店:伝統を守り未来を拓くチームづくりの物語

PR TIMES

株式会社マイストーリーインカード
新居直明著のビジネス・ショートショートをKindle出版

大阪城下の森ノ宮、安政元年創業お香原料の専門企業、株式会社長川仁三郎商店。第八代社長の田中剛史は伝統を守り未来を拓くチームづくりに取り組んでいる。そのチャレンジの物語 ---- ---- 「あれ、お財布ないわ」 大阪三大夏祭のひとつ愛染まつり。望は友達とこの浴衣姿のまつりを楽しんでの帰路だった。 「あの祭りの賑わいやから、たぶん出てけぇへんかな」 急いで友達と引き返して交番に行った。しばらくして別の交番から連絡がはいる。 「お財布からいい香りがするの … と拾った方が届けてくれはりました。けど名乗らずに帰りはって」



https://www.amazon.co.jp/dp/B0CPT563RH/
3,400文字のショートストーリー
届けられたお財布

厳選されたお香原料を極める

五感で取り組む現場作業

伝統を守るための新しいチームづくり

新時代の香りへの取り組み

誰もがアイデアを提案できる文化


  
  

株式会社マイストーリーインカード(東京都渋谷区)は、アマゾンジャパンでKindleサービス立ち上げの技術責任者を務めた新居直明が2023年4月に起業しました。

モバイルインターネットが当たり前の今、ソーシャル、ブログ、ウェブサイトなどディスプレイ上に表現されるテキストは、横書きのゴシック体フォント、縦スクロールで読まれます。一方、紙のページをめくる書籍や雑誌は、文芸書だけでなくビジネス書の多くも縦書きの明朝体フォントで装丁されています。世界のなかで日本語は、縦書きでも横書きでも伝えられる数少ない言語です。特に平仮名は、筆で縦に流れるように書くなかで漢字からくずされて生まれ、やわらかな音を感じます。漢字と仮名が絶妙にまじった縦書きの日本語は唯一無二の文化です。未来に向けてネットの横書きと紙書籍の縦書きの分断が不可逆的に広がっていくのではなく「スマートフォンで伝えるコンテンツのなかにも縦書きを活かせるものがある」という可能性をわたしたちは追求していきます。

また、最近は音声のみのメディアとしてポッドキャストの人気も高まっています。そこに刺激的な映像や美しいグラフィックはありませんが、語り手のメッセージが脳内にしみいるような良さがあります。スマートフォンで文字コンテンツを縦書きで読むことは、ポッドキャストの体験に近いのではないでしょうか。そこには、読者が想像力をはたらかせ、頭や心の中で情景を描いていく自由があります。

しかし、誰もが一日中、膨大な文字や映像の情報にふれている現在、じっくりと文字を読んでもらうのは至難の業であることは確かです。そこでわたしたちは3つの基本方針を立てました。

3分で読めること


ちょっとした隙間時間に読める、たとえ共感できなかったとしても失う時間が少ない、また、書き手としてはメッセージの本質を極めなければならない、という効果があります。

ストーリー(物語)形式であること


良質に書かれたものであれば、引き込まれて読み、記憶に残りやすいのがストーリー(物語)の特徴です。「ストーリーとは何か」には様々な考え方がありますが、わたしたちは米国マイクロソフト社のストーリーテラー、ミリ・ロドリゲス氏の次の定義を意識しています。
"Storytelling is the emotional transfer of information (opinions, assertions, facts, data, ideas
and arguments) through the introduction of a character, plot and conclusion."
主人公がいて、筋書きがあり、結末がある。共感を通じてイイタイコト(メッセージ)を伝える。

「伝統を守り未来を拓く」 をテーマとする


わたしたちは、物語を「縦書き・明朝体フォント・頁めくり」で表現することは日本の文化の一つであり、この伝統を守りながら新しいコミュニケーション体験を切り拓いていきたいと考えています。そして、日本の様々な地域や分野には「伝統を守り未来を拓く」想いで活躍している方々がいらっしゃいます。こうした皆さまのストーリーを一つでも伝え残していくことに役立ちたいのです。

生まれたばかりの未熟なレーベルですが、このような夢と志をたててチャレンジしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

時空を超えて人と人とを唯一無二の物語でつなぐ、そして未来をストーリーで創る
株式会社マイストーリーインカード 代表取締役 新居直明