GPSの届かない場所や暗所の点検を容易にするドローン型デバイス

　センシンロボティクスは12月5日、誰でも使える屋内点検ソリューションとしてドローン型の新デバイス「SENSYN Explorer」を発表した。12月より提供開始する。

　新デバイスは「誰でも使える」「現場にいつでも持っていく」をコンセプトに開発。

　これまで屋内や閉鎖空間でドローンを用いてデータを取得するには、位置情報が取得できないことで機体が安定しない大きな課題があり、限られた技能者による操作が必要だった。そこでセンサーを用いたポジションホールド機能を搭載することで、誰でも簡単に安定した操作を実現した。

　これにより、屋内においてGPSが入らない環境での高所アプローチが可能になり、建設現場やプラントの目視点検の代替、また暗所に強い特徴を活かしタンク・サイロ・トンネルなどの点検を容易にする。

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