エレコムは12月上旬より、3本アンテナの採用により遠い場所でも、より高速な通信を可能にするコンパクトなWi-Fi 6（11ax）対応ギガビットルーター「WRC-X3000GS3-B」を発売する。
本製品は使用するデバイスとの通信を最適化し、さらに5GHzにおいては3本のアンテナを採用することで、遠くの部屋でもより高速な通信が可能なギガビットルーター。
Wi-Fi 6（11ax）に対応し、5GHz帯は最大2402Mbps、2.4GHz帯は最大574Mbps（ともに理論値）での高速通信が可能。
また一度の通信で複数へ同時にデータを送るOFDMA、送信情報量をアップする1024QAM、順番待ちの端末通信をスリープさせるTWTなど、複数端末からの同時接続でも高速で安定した通信を可能にする多彩な機能を搭載している。
さらに「バンドステアリング機能」を搭載し、より快適な帯域（5GHz/2.4GHz帯）を自動で選択・接続するほか、集中して電波を送信する「ビームフォーミングZ」により、iPhoneやAndroidなどの対応する端末では、離れた場所でも快適につながるという。
本体は従来品（WRC-X3000GS2-B）と比べておよそ21％サイズダウン。場所を選ばず設置できるコンパクトモデルとなっている。
そのほか、「らくらく引っ越し機能」を搭載し、使用中のWi-Fiルーターの情報（SSID、暗号化キー）をコピー可能。IPv6 IPoEインターネット接続であれば、インターネットポートにLANケーブルを接続するだけでインタ―ネットが使える。
製品サイズはおよそ幅36×高さ164×奥行132mm（突起部、スタンド部除く）で重さが300g（本体のみ）。実売価格は1万2980円前後の見込み。
