アップルはSiriの2024年の新バージョンに向けて生成AIを利用した多数の機能を開発しているという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が11月13日に報じた。
同氏の最新のニュースレターによると、アップルは業界のAI熱に不意を突かれたかたちになっており、幹部たちはこれを挽回するために2022年末から奮闘しているという。
同社のAIへの取り組みはAI戦略担当上級副社長のジョン・ジャナンドレア氏とソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏が主導しており、大規模言語モデル (LLM) で実行できる機能をSiriに導入しようとしているとのことだ。
新機能ではユーザーからの複雑な質問に答えたり、文章をより効果的に自動入力したりできるようになる。
また、XcodeにAIを統合することで、開発者がより素早くコードを記述できるようになるそうだ。
このほかのApple Musicのプレイリストを自動生成したり、AIがスライドデッキを作成したりその支援ができたりするPagesやKeynoteのような生産性向上アプリなど、アップル純正アプリにAIを追加しようとしているとのこと。
この連載の記事
-
第2043回
Apple
アップル新型「iPad Pro」、“市場最高”の有機ELディスプレー搭載か -
第2042回
Apple
アップル新型「Apple Pencil」触覚フィードバック搭載か -
第2041回
Apple
アップル新型「iPad Pro」AI強化のM4チップ搭載か -
第2040回
Apple
アップル、端末上で動く生成AI開発中か -
第2039回
Apple
アップル新型「iPad Air」ミニLEDディスプレー説消える? -
第2038回
Apple
アップル幻の充電器「AirPower」試作機の充電シーンが初確認される -
第2037回
Apple
アップル、AI特化のM4チップで全Mac刷新か -
第2036回
iPhone
アップル「iPhone 16 Plus」新色にホワイトとパープル登場? -
第2035回
iPhone
アップル「iPhone 16」再び物理ボタン廃止の可能性浮上 -
第2034回
Apple
アップル「Apple Pencil(第3世代)」うわさまとめ -
第2033回
Apple
アップル新型iPad miniと無印iPad、発売は早くても2024年末? - この連載の一覧へ