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Viva Technology 2023を盛り上げた仏の大企業と地方自治体、各国ブースの様子

「Viva Technology 2023」レポート

特集
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ブースデザインや展示内容に地域の特色が表れる地方自治体ブース

 ここからはそれぞれの地方の特色を打ち出していたフランスの各地方自治体ブースの様子を紹介したい。

サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏
 ルネサンス期の古城が数多く残り、フランスの田園地域として知られる地域。そのイメージどおり、スタートアップ展示ブースは木材中心で作られており、鉢植えの花が置かれていた。出展者もSDGs関連や環境関連の企業が中心となっており、ブースの入口では来場者向けに植物の種が配布されていた。

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏
 リヨンやフレンチアルプスなどで知られるこの地域圏のブースは、スポーツ推し。特にアルプスで楽しむことができるウィンタースポーツに関連したスタートアップ、製品が目立っていた。

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
 地中海沿いのこの地域は、Green Techを目玉に、スポーツ、AI/Data、サイバーセキュリティと4分野に関連したスタートアップを紹介するという構成。来年パリ五輪が開催ということもあり、今年はスポーツ関連のスタートアップや取り組みがViva Technology会場全体で多く見られた。

ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
 ボルドーを中心としたフランス南西部、大西洋沿岸の地域。こちらのブースはベージュカラーの落ち着きのある自然志向のデザイン。素材リサイクルやエネルギーなど、サステナビリティ関連のスタートアップ中心の展示となっていた。

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