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ノーコードエッジAI開発プラットフォーム「Tinyboom」アップデートのお知らせ

PR TIMES

AItoAir株式会社
画像のみならず、音や振動、温度など様々な時系列データの解析も可能に

ノーコードエッジAI開発プラットフォーム「Tinyboom」を運営するAItoAir株式会社(東京都大田区所在、以下当社)は、2022年11月1日に機能拡張アップデートを公開しました。


■ノーコードエッジAI開発プラットフォーム「Tinyboom」:https://tinyboom.aitoair.com/




■機能アップデートの背景
当社はTinyboomを今年度8月にα版を公開してから、エッジAIの社会への普及をより後押しすべく、音や振動など各種時系列データの解析もできるようにいたしました。本アップデートにより、更に多くの現場のニーズに応えることを期待しています。従来は画像データのみのエッジAIモデルで対応していたものの、今回のアップデートでは、扱えるデータの種類が大幅に増えることになります。画像データのAIモデルが、人間の目に該当するとすれば、時系列データ解析は音や振動などの解析を可能にし、人間の耳と触覚に該当する判断をAIで自動化できることとなります。Tinyboomの特徴であるマイクロコンピューターで運用可能なAIモデルを提供することから、これらのAIモデルとシステムはラズベリーパイのような安価なコンピューティングデバイスでも運用可能なものとなります。


■アップデート内容のポイント
・時系列データ解析プロジェクトの追加
プロジェクト作成時に対象データの属性により、従来の画像解析プロジェクトと区分することができます。音以外のセンサーで取得するデータは、センサーのサンプルレートも入力します。


・時系列データのデータセット管理
wav、mp3拡張子のオーディオファイル、ヘッダー付きcsvファイルとして保存されるあらゆるセンサーからのデータをインポートすることができます。音解析のプロジェクトの場合、PCと接続しているマイクで録音し、データを収集することもできます。


・時系列データのラベリング
音やセンサーデータの分類、もしくは異常検知をするために、各ファイルにラベリングすることができます。csvデータはグラフ可視化、音の場合、再生機能があり、データの詳細を確認しながら、ラベリングができます。


・時系列解析モデルの構築
データセットからの学習に必要なパラメータを設定した上、シグナル分類、異常検知のモデルを構築できます。特徴量抽出やWindowサイズなど調整することができ、いくつかのパラメータを試しながら、自分のデータセットに最も精度の良いモデルを見つけ出すことができます。

・時系列解析モデルのデプロイ
Ubuntuマシーンで実行可能なファイルとしてAIモデルをダウンロードすることができます。具体的な使用方法はTinyboom専用ドキュメントで確認することができます。

・Tinyboomローカルアプリケーションの無料公開
Tinyboomで構築したモデルをすぐにデバイスで検証できるアプリケーションをオープンソースとして公開しました。作ったAIモデルをダウンロードし、すぐに現場のデータで精度を検証することができます。



ノーコードエッジAI開発プラットフォーム「Tinyboom」の概要
Tinyboomはコード不要でエッジデバイスに組み込めるAIモデルを開発できるクラウドサービスです。ラズベリーパイのようなマイクロコンピューターでも処理可能な組み込みAIモデルを誰もが手軽に開発できます。データ収集からラベリング、モデル構築、モデルデプロイまでエッジAI開発に必要なステップを一気通貫で支援している開発プラットフォームです。

Tinyboomサービス運営会社の会社概要
会社名:AItoAir株式会社
所在地:〒146-0053 東京都大田区上池台1-7-16・401
設立年月日:2021年11月16日
代表者:代表取締役 Jeong Doowon
資本金:500万円
URL:https://aitoair.com/