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DATAFLUCTのデータ基盤「AirLake」が東芝デジタルソリューションズの「AI OCR文字認識サービス」、「RECAIUSナレッジプラットフォーム」とシステム連携

PR TIMES

株式会社DATAFLUCT
文字認識と自然言語処理を組み合せ、書類のデータ読取から整理・共有・活用までをワンストップで実現

データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下DATAFLUCT)は、社内外の様々なデータの集約や非構造化データの構造化[※1]に強みをもつ当社のノーコードクラウドデータプラットフォーム「AirLake(エアーレイク)[※2]」と、東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:岡田 俊輔、以下東芝デジタルソリューションズ)が提供する「AI OCR文字認識サービス[※3]」および「RECAIUS(リカイアス)ナレッジプラットフォーム[※4]」との連携を、本日から開始します。 本連携では、「AirLake」内に蓄積された帳票や紙書類等の多様なデータを、「AI OCR文字認識サービス」「RECAIUSナレッジプラットフォーム」を用いて、業務活用しやすいデジタル形式へ変換・仕分け等を行い、再び「AirLake」に蓄積します。これにより、その後のデータの分析・活用等が容易になり、課題解決や業務の効率化に貢献します。


例えば製造業の設備の保守点検業務に活用した場合、「AirLake」内に集約した設備点検報告書などの帳票や紙書類について、手書き自由記述欄も含め「AI OCR文字認識サービス」がテキスト化と自動仕分けを行うことで、点検結果入力業務等を効率化します。さらに、テキスト化された自由記述欄のデータから「RECAIUSナレッジプラットフォーム」が各事例の特徴を抽出・蓄積することで、類似事例の検索も容易になります。これにより、従来活用が難しかった手書き自由記述を含め、書類のデータ読取から整理・共有・活用までをワンストップで行うことが可能となり、設備トラブル発生時の対応時間の短縮や早期解決に寄与することも期待されます。

本連携システムは、製造業をはじめ、保険や建設、インフラ等、手書き自由記述を含む紙書類を取り扱うさまざまな業界でご活用いただけます。



協業の背景

当社と東芝デジタルソリューションズは、株式会社東芝が2020年に開催した「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2020[※5]」を通じてコラボレーションを開始し、2021年4月に「店舗単位の来客数予測を最適化する機械学習ソリューション[※6][※7]」を共同開発、さらに2022年3月には、両社の取り組みを発展させるため、資本業務提携契約を締結しました[※8]。

今回のシステム連携は、DATAFLUCTが東芝デジタルソリューションズの保有するさまざまな技術要素をソリューション部品として提供を受け、新たなデータ活用サービスとしてプロダクト化し、幅広い市場へ迅速に提供することで顧客の成長・成功を実現していく、資本業務提携後初となる協業の取り組みとなります。


連携サービスの内容

1.「AI OCR文字認識サービス」との連携
複合機等を使って電子化した紙書類を「AirLake」に格納後、「AI OCR文字認識サービス」と連携させることで書類を読み取り、データ化します。取り消し線や吹き出しなどを含んだ手書き文字やページ全体の読取機能に加え、各種帳票の識別機能、訂正・チェック回数などを柔軟に組めるワークフロー機能などにより、業務の効率化に貢献します。また、読み取ったデータは「AirLake」内に蓄積され、さまざまなデータ分析にも活用できます。

<活用事例>(業務:読み取り対象)
■全業種
・見積査定:見積書、請求書
・品質管理、安全管理:事故報告書、ヒヤリハット報告書
・カスタマーサービス:お問い合わせ記録
・広報・広告宣伝:広告用資材

■製造業
・製造・工場管理:設備点検表
・オフィス全般:請求書、会議資料、伝票
・支払・管理全般:在庫表

■流通業
・出荷管理:統一伝票、出荷指示書、納品書、仕入伝票

■建設業
・図面設計:図面データ


2.「RECAIUSナレッジプラットフォーム」との連携
主に工場や設備、提供サービスの運営・運用時にインシデントが発生した際、対応時間の短縮と早期解決に寄与するサービスです。

「AirLake」に格納した過去のインシデントのレポートや設備等の運営・運用マニュアル、センサーデータ、Q&Aといったテキストや音声データを構造化および解析後、装置や不具合、部位、処置、原因ごとに分類・整理し、一連のエピソードとして管理します。インシデント発生時に部位や原因等をキーワードにして検索すると、蓄積された事例と現在の状況についてエピソードを基に比較し、過去の知見がなくても有効な対策を素早く得ることができます。


今後の展開

今後も当社は、データ活用に必要な工程を効率化できるパートナーとの連携などを通じて、データサイエンスによる企業および社会の課題解決に貢献してまいります。


10月開催の「第3回AI・人工知能EXPO【秋】」に共同ブースを出展



2022年10月26日(水)から28日(金)まで千葉県・幕張メッセで開催される「第3回AI・人工知能EXPO【秋】」に、DATAFLUCTと東芝デジタルソリューションズの共同ブースを出展します。ブースでは、両社で共同開発したサービスのデモンストレーションやユースケースの紹介などを行います。

【出展概要】
名称:第3回AI・人工知能EXPO【秋】
主催:RX Japan株式会社
日時:2022年10月26日(水)~10月28日(金) 10:00-18:00 ※最終日のみ17:00まで。
開催場所:幕張メッセ 第3ホール(JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩約5分)
ブース位置:小間番号11-52(第3ホール出入口直進)


※1:画像や動画、音声、文書など、そのままでは定型的に扱えないデータ(非構造化データ)を分析・活用できる構造に整えること。

※2:AirLake(エアーレイク) https://lp.airlake.ai/

※3:AI OCR文字認識サービス https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/mojigazou.html

※4:RECAIUS(リカイアス)ナレッジプラットフォーム
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/recaius/lineup/knowledge.html

※5:2020年7月13日発表 株式会社東芝 ニュースリリース
「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2020」参加企業18社と協業検討を開始し、プログラムが本格スタート 産業・社会を進化させるビジネスソリューションを共創し、参加企業の事業拡大・加速を積極的に支援
https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2020/07/pr1302.html

※6:株式会社東芝 Toshiba Clip
オープンイノベーション最前線(前編) 健全な呉越同舟とは? https://www.toshiba-clip.com/detail/p=4919
オープンイノベーション最前線(中編) 大企業が変わるとき https://www.toshiba-clip.com/detail/p=5721
オープンイノベーション最前線(後編) データ技術の“民主化”へ https://www.toshiba-clip.com/detail/p=5781

※7:2021年4月21日発表 東芝デジタルソリューションズ株式会社 株式会社DATAFLUCT ニュースリリース
東芝デジタルソリューションズとDATAFLUCT 店舗の来客数予測を最適化する機械学習ソリューションを発表
~クラウドデータ基盤と自動化された機械学習を連携させることで、専門家なしに精緻な予測が可能に~
https://datafluct.com/release/1489/

※8:2022年3月2日発表 株式会社DATAFLUCT ニュースリリース
東芝デジタルソリューションズ株式会社と資本業務提携を締結
DATAFLUCTのデータに関するフルスタックな事業開発力と東芝の先端技術のコラボで新たなデータ活用サービスを創出・提供
https://datafluct.com/release/1912/

*GridDB、RECAIUSは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
*その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。




株式会社DATAFLUCTについて

株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。
需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。

<企業概要>
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金(5月末時点):13億4,712万円(資本準備金含む)
事業内容 :マルチモーダルデータ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援
Webサイト:https://go.datafluct.com/corporate
Twitter:https://twitter.com/datafluct
Facebook:https://www.facebook.com/datafluct/