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Buzzreach×MICIN DCT/分散型臨床試験(治験)分野での協業を開始 | eConsentやサテライト施設を活用した治験の患者リクルート促進で連携

PR TIMES

バズリーチ
DCTソリューション連携第一弾:Buzzreachの治験プラットフォームシステムの連携で治験DXを強化

製薬企業と患者を直接つなぎ治験から市販後マーケットまでの課題解決を支援するプラットフォームサービスを展開している株式会社Buzzreach(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:猪川 崇輝/以下、Buzzreach)と、株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)は、国内の分散型臨床試験(De-centralized Clinical Trial: DCT)における、治験の患者リクルート促進(eRecruitment)や電子同意(eConsent)の普及を目的とし、DCTコラボレーション第一弾として協業を開始しました。 また、Buzzreachの開発する治験業務効率化プラットーフォームシステム「Study Works」との連携など、今後両社で、顧客対応やシステム開発等を推進して参ります。






協業の背景と目的                       

治験を開始する際の患者リクルートにかかる期間が短くなれば、治験期間自体も短縮することができ、治験コストの削減にもつながります。海外ではデジタルをベースにした患者リクルートプロセスを構築することで、患者リクルートにかかる期間が半減したような事例も報告され始めています。

治験を実施する施設とサテライト施設とを繋げた治験ネットワークを構築し、治験に入れる可能性のある患者への治験紹介から、電子的な同意取得ツール(eConsent)を用いた遠隔での患者の治験への組入までをシームレスに実現するeRecruitmentという概念が、海外で着目され始めています。DCTを実現する上で、eRecruitmentは欠かせないピースとなっています。

eRecruitmentを実現するためには、GCP等の規制や、日本独特の医療機関のオペレーションの深い理解に基づき、治験実施施設とサテライト施設の双方の負担にならない仕組みを構築することが必要です。UX(User Experience)に優れたシステムを用いることで、医療機関のシステム導入負担を小さくしていくことも重要になります。

国内300以上の医療機関と連携し、2000例以上の患者リクルートの支援を行った経験のあるBuzzreachのノウハウと、国内100以上の医療機関で1000症例を越える患者に利用された実績のあるMICIN社のMiROHAシステムとを組み合わせ、様々な医療機関と協力関係を築いていくことで、サテライト施設を活用した患者リクルート促進を目的とした協業を開始します。


両社の役割

■BuzzreachのeRecruitmentと施設向け治験業務管理システム「Study Works」の取り組み
Buzzreachが提供するeRecruitmentでは、これまで、治験実施施設の関連病院や周辺医療機関を繋ぐサテライト施設などを活用し、2000例以上の被験者募集促進及び集積の支援を行ってきました。

また、施設向け治験業務管理システム「Study Works」では治験コーディネーター(以下CRC)を中心とした院内の治験業務(プロジェクト)管理の効率化とともに、eRecruitmentとの機能連携を行うことで、CRCの業務プロセスに沿った患者紹介プロセスの確認から、候補者管理、サテライト施設の恒常的運用管理が可能になります。今後、「Study Works」は様々なDCT環境との機能連携も視野に入れており、DCTによって新たなに発生する管理業務も一元的に実施施設で管理ができるようになります。

■MICINのDCTプラットフォーム「MiROHA(ミロハ)」
MICINが提供するMiROHAは、オンライン診療機能とeConsent、eSource(Electronic Source Data:臨床試験の原資料となり得る電子原データ)機能を搭載したDCT支援システムとして2020年4月より提供を開始しています。
これまで、多くの製薬企業様に採用いただいた実績とノウハウをもとに、国内DCTリーディングカンパニーとして、DCT支援システムの提供だけでなく、新しくDCTに取り組まれる企業への導入支援も積極的に行っています。


両社の協業の狙い

MICINとBuzzreachは両社間の協業のもと、日本におけるサテライト施設を活用したeRecruitmentの共同提案、共同支援を行ってまいります。国内DCTリーディングカンパニーであるMICINと、eRecruitmentの先駆者であるBuzzreachの協業により、eRecruitmentのあるべき姿を実現し、患者側・医療機関側・製薬企業側の全てに利点をもたらし、患者中心の臨床試験の実現を目指します。

【Study Works について】


Study Worksは治験実施医療機関向けに開発された治験業務(プロジェクト)管理システムです。
治験の実務を担うCRCを中心に関わるステークホルダー(製薬企業・CRO・患者・医療機関内の他部門等)との業務管理や情報共有がワンストップで可能になります。
治験実施医療機関での業務管理の現状は、ホワイトボードや、エクセル、CRC個人の手帳等で管理されているケースがまだまだ多く、Ongoingで数百本の治験を実施している大学病院や中核病院では、治験関連業務が膨大にあり煩雑化してしまっています。Study Worksでは、実施している治験のプロジェクト管理をベースに、進捗状況の共有、CRCタスク管理、オンコロジー試験にも対応可能な被験者スケジュール管理、CRCリソース管理、請求管理、製薬企業およびCROとのやり取りの一元化など、CRCを中心とする治験業務の管理をワンストップで行うことが可能です。ここを一元化することで円滑に治験を実施/管理していただき、治験の遅延を少しでも抑えることがStudy Worksの役割となります。

また、Study Worksのもう一つの提供価値として周辺医療機関(サテライト施設)に治験情報を共有し、候補患者の紹介を管理する被験者募集促進機能も搭載しております。これまで200試験以上の支援実績があり、当社の一番の強みでもある被験者募集促進も機能として連携することで、治験実施医療機関内のみで治験参加患者の確保をする課題を解決することができ、治験全体スピードアップに繋がります。

Study Works紹介ムービー
https://vimeo.com/693458082/f679c9f105


【治験参加患者管理アプリ「スタディコンシェルジュ」との連携について】



スタディコンシェルジュは、既にローンチ済みの、治験に参加した患者さんの来院スケジュール管理や治験薬の服薬管理、CRCからの次回来院のお知らせ連絡などを行うことができるモバイルアプリケーションです。
治験業務管理のスタディワークスと連携することによって、CRCが担当する患者さんの服薬状況把握や患者対応業務の効率化に繋がります。
※連携機能は2023年中にローンチ予定
https://www.buzzreach.co.jp/lp/msc/

【Study Works のDCT分野での今後の取り組みについて】


■Buzzreachの事業内容
患者特化型SNSサービス
MiiLike(ミライク) 提供準備中
MiiLike(ミライク)は、同じ病気、境遇で悩む患者同士のコミュニティより、本当に知りたい情報を得られる環境の提供や、患者様の声を製薬企業や研究者へフィードバックするようなものも視野に入れ現在開発しております。

VOICE powered by ミライク


https://www.voice.miilike.com/


治験(臨床試験・臨床研究)の様々な課題を解決するSaaSサービス


puzz(パズ)
puzzは、製薬企業やアカデミア、医師主導で行われる治験を含む臨床試験、臨床研究の様々な課題を解決する機能が搭載されたSaaS型の管理システムです。
https://www.buzzreach.co.jp/lp/puzz/

1.フィージビリティ・施設選定支援機能
治験を筆頭とした臨床試験、臨床研究のフィージビリティ調査、施設選定業務をサポートする機能。調査依頼から集計、選定までの業務の全てをオンラインで完結でき、調査後、試験実施後の施設情報はデータベース化することが可能。また、調査依頼先の新規紹介やマッチングも可能です。

2.プロジェクト(治験)運用管理機能:スタディワークス




施設選定後の施設の治験業務全般を一元的に管理が可能です。
医療機関のワークフローに合わせて、これまでアナログ的に管理されていた、候補患者のリストアップ、来院スケジュール管理などの様々な業務を効率的に管理することで、治験コーディネーターの業務量を軽減します。製薬企業アカウントでは各施設の候補患者状況の視覚化を計画と比較しリアルタイムに把握することも可能となるため、被験者募集プランや施設追加、期間延長などの計画がより戦略的に立てることが可能になります。

3.治験情報公開・管理機能
製薬企業や臨床試験実施機関が主体となり治験を筆頭とした臨床試験情報を登録・公開・管理し、治験を主とした臨床試験情報を必要とする患者さんやご家族に向けて情報を提供、臨床試験実施医療機関の公開およびマッチング、参加申し込みまでをオンラインで完結できる製薬企業・研究者および医療機関向けの機能です。

治験情報マッチングプラットフォーム
smt(エス・エム・ティ)


smtは、新しい治療法や治療薬の情報を求める患者さんやご家族と日本にある全ての臨床試験情報をウェブ上でマッチングするサービスです。ご自身やご家族の環境や状況に合った治験情報だけでなく、近隣で、どの医療機関が該当する治験を実施するのかを知ることができます。製薬企業によってsmtに公開された治験情報は、治験実施医療機関の選択、参加申し込みまでをオンラインで完結できます。
また、様々な被験者募集環境(PRO、患者会、メディア)と連携が可能なため、多面的に被験者募集を実施する際の一元管理としても機能します。
https://www.searchmytrial.com/

smt for Doctor(エス・エム・ティ・フォー・ドクター)
smtのインフラを活用し、ドクター toドクターの治験情報の共有と患者相互紹介を可能にします。治験実施医療機関を中心に周辺医療機関と連携しBuzzreachがシステムインフラの提供と地域治験ネットワークとしての事務局業務を行います。

治験(臨床試験・臨床研究)参加患者管理機能


患者(被験者)向け治験管理・リテンションアプリ
スタディ・コンシェルジュ
スタディ・コンシェルジュは、治験参加患者に寄り添ったリアルタイムのコミュ
ニケーションにより、治験参加患者の不安を和らげ、効率的に有効データを得ることで治験中止リスクを軽減し、新薬の早期承認を支援する業界初の画期的なアプリです。治験参加患者の治験薬の服薬忘れや飲みすぎを防ぎ、治験コーディネーター*(CRC:Clinical Research Coordinator)のサポート的な役割を担う治験管理アプリです。
*治験コーディネーターとは、製薬企業などによって開発された新薬が実際の薬として使用されるために必要な治験を含めた臨床研究を行う際に、医療機関や製薬会社、患者の間に立ち、スムーズに進行するようサポートするスタッフ。
https://www.buzzreach.co.jp/lp/msc/

smtの登録情報とITインフラを活用したsmt APIサービス


治験(臨床試験・臨床研究)情報マッチングプラットフォーム「smt(エス・エム・ティ)」では、治験情報の公開から実施医療機関への応募までワンストップで行えるインフラが整っており、製薬企業を中心とした自社のコーポレートサイトにペイシェントセントリシティの一環として、患者さん向けに治験情報を公開したい製薬企業や患者側の団体(患者会やメディア)などへ、当社のsmtの公開情報とインフラを提供できるAPIサービスです。

新型コロナウイルス(COVID-19)開発支援サイト


Covid-19 Cohort Study Site
国内製薬企業を中心にCOVID-19ワクチン開発(治験)の支援を行うCOVID-19ワクチン専門の治験参加者募集サイトです。ご協力いただける方などの有志が集まることにより、ワクチンの開発促進、そして新型コロナウイルス収束のために活かされます。
https://miilike.com/lp/covid-19/


会社概要
会社名    :株式会社Buzzreach
設立年月日 :2017年6月23日
資本金   :8億9,032万5,015円(資本準備金含む)
代表取締役CEO :猪川 崇輝
所在地 :東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前
HP :https://www.buzzreach.co.jp/
事業内容
◦製薬企業向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発
◦医療機関向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発
◦臨床試験被験者募集に関する支援業務
◦患者向け医療情報マッチングサービス
◦患者向けSNSアプリサービスの開発/運用
◦患者主観情報(ePRO)サービスの開発/運用
◦スマートフォンおよびパーソナルコンピューター向けアプリケーションソフトウェアの開発及び販売

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社Buzzreach 広報担当:石塚
TEL:03-4590-0258 Email:contact@buzzreach.co.jp