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DMM動画、オンプレミスでIPv6経路での配信に対応

PR TIMES

合同会社DMM.com
合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長 兼 CEO 亀山敬司、https://dmm-corp.com/ 以下DMM)が展開するDMM動画(https://www.dmm.com/digital/)は、2021年7月28日より、動画のストリーミング再生(※)及びダウンロードの通信経路がIPv6(Internet Protocol Version 6)に対応しましたことをお知らせいたします。 ※一部TVデバイス及び一部ライブ配信の冗長化用経路、業務提携先提供作品を除く






IPv6化対応について

「IPv6」(Internet Protocol Version 6)とは、Internet Protocol(IP)の1つで、IPv4に続く、次世代のバージョン6にあたるIPです。IPv4とIPv6は規格上は通信速度に大きく影響を与える変更点はありません。しかしながら、日本のインターネット通信環境における歴史的経緯により、IPv4 (PPPoE方式) による接続と IPv6 (IPoE方式) による接続を比較すると、後者のほうが輻輳せず安定的に接続できる傾向があります。
また、IPv6の特徴の一つに利用できるIPアドレス数が非常に大きいことが挙げられます。現在、インターネットへ接続される端末数の増加により従来のIPv4方式で割り当てられるIPアドレスは枯渇しつつあるため、より多くのIPアドレスが割り当てられるIPv6への移行は今後の安定的なインターネットの発展に必要不可欠だと言われています。しかし、通信経路での普及は進んでいるにも関わらず、国内のWebサービスの多くは技術的なコストが高く、インターネットサービス事業者の対応が進んでいないことが課題として挙げられます。

その中でDMM動画では、パブリッククラウドやCDNを用いた接続経路において、IPv6活用を進めつつ優位性の調査を行ってまいりました。そして、昨年行った調査ではIPv6を活用することによって、安定性/快適性の面でもメリットが有ることが観測されています。


DMM動画では自社で配信基盤を保有し、多くをオンプレミスから配信をしておりますが、幾度の検証を経て、IPv6への対応は動画視聴の体験向上に大きく寄与すると考え、この度それらのオンプレミス上に展開された配信基盤も含めて、IPv6による通信経路を利用した接続に対応する運びとなりました。

現在、DMM動画、配信基盤に対して約45%程度の割合でIPv6経路からの接続が計測されています。(表1: 7/28 ~ 8/1 接続割合)
この結果からも、すでに多くのユーザーはIPv6での接続をサポートした通信環境やデバイスを利用しており、多種多様な接続方式をサポートするという面においても今回の対応は大変意義があったと言えます。


また、その他にも、一例としてPCへのダウンロード配信において、ある時間帯ではIPv4での接続とIPv6での接続を比較した際、平均ダウンロード時間が約66.3%になっているという測定結果も出ています。
DMM動画では、今後も更なる高速化・安定化を目指し、ユーザーの皆さまに最適な配信環境を提供してまいります。



DMM動画について

1998年のサービス開始以来、AKB48グループの劇場配信や2.5次元ミュージカルのライブ配信など当社特有のコンテンツをはじめ、最新の映画やドラマ、アニメなど様々なジャンルの動画配信を展開。マルチデバイスに対応し、ユーザーの多様な視聴環境に合わせたサービスを提供中です。
https://www.dmm.com/digital/


本件へのお問い合わせは下記まで

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DMMサポートセンター
https://inquiry.dmm.com/subject/102