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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第142回

アップル「M1版iMac」1週間使ってわかったポテンシャルの高さ

2021年05月27日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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 2021年4月20日(米国時間)に開催されたオンラインイベントで発表されたM1チップ搭載の新型iMac。7色展開で5月21日から発売されました。

 価格はM1(8コアCPU・7コアGPU)、メモリ8GB、256GB SSD、Thunderboltが2ポートのモデルで15万4800円。M1(8コアCPU・8コアGPU)、メモリ8GB、256GB SSD、Thuderboltが2ポート+USB-Cが2ポートの4ポートモデルで17万7800円から。

 4ポートモデルには、Apple Storeオンライン限定カラーとしてイエロー、オレンジ、パープルが用意され、加えてシルバー、グリーン、ブルー、ピンクの4色から選ぶことがでできます。

 背面から見るとボディカラーはかなり派手な印象ですが、ここは思い切って好きな色を選ぶと良いのではないか、と思います。というのも、多くの場合、派手な面は壁向きになりますし、普段使う面はディスプレーが白い縁取り、あごの部分も淡いトーンに抑えられており、スタンドやキーボードのアルミニウム以外にビビッドな色が強調されないようになっているからです。

 ちなみに、ディスプレー側からはAppleロゴがなくなりました。それでもあごの部分は残っているのですが、材質がアルミニウムからガラスに変更されたため、付箋などはよりくっつきやすい(剥がれて落ちることがなくなりそう)ですね。

 正面から見ると、今までのiMacがよりカラフルになった印象をおぼえるのですが、側面から見ると華奢で、単なる外付けディスプレーでもこんなに薄くてシンプルな製品を探す方が難しいほどです。

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