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製品1件につき、国際NGO「NICE」を通じてマングローブの苗1本を寄付

シチズン、「時計の箱不要」でマングローブの苗1本を寄付する取り組み

2020年11月02日 15時30分更新

文● ASCII

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 シチズン時計は11月1日、国際NGO「NICE」を通じてマングローブの苗1本を寄付する取り組み「Eco Tree ACTION」を、全国のシチズン取扱店で開始した。

 本取り組みは、シチズンブランドの腕時計購入時、時計を入れるボックス不要を選択すると、製品1件につき、同社がNICEを通じてマングローブの苗1本を寄付するというもの。購入者には、持ち帰り用の巾着型ポーチを配付する。

 シチズン時計は、長期的視野で環境問題に取り組む「シチズングループ環境ビジョン 2050」を今年の4月1日に改訂し、循環型の社会と経済の実現に貢献する「シチズングループ資源循環ビジョン 2050」を策定した。今回の取り組みはこれに基づくもので、包装資源を削減し、温暖化防止に重要な植物であるというマングローブの苗を寄付する。ボックスは主に紙で作られており、ボックス1万個をCO2排出量に換算すると1.3トンに相当するとのこと。

 シチズンではほかにも、今年の10月から紙で印刷していた取扱説明書の電子化を進めており、年間でCO2排出量20トンの削減、紙は37トンの削減効果を見込んでいるという。

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