このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第105回

【解説・アップルiOS 14】iPhoneから消える「割り込み」

2020年07月21日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

iOS 14では通話画面が全画面で割り込むことがなくなる

 iOS 14に対しては、個人的に、「iPhone体験のコンパクトデザイン」というコンセプトを見出しています。今回のシリーズでは、iOSにおける体験のコンパクトデザインについて触れていきたいと思います。

 WWDC20で発表された新しいOSやAPIは、開発者向けにデベロッパープレビューのベータ版が配信されています。7月10日にはパブリックベータも開始され、一般の人が新しいソフトウェアを試す機会も出てきました。

 今後のスケジュールは、各種OSについては秋の正式にリリースがアナウンスされています。また例年、既に披露された新機能が正式リリースの半年後となる主要なアップデートが待っています。

 しかも、これまでのスケジュールだと、9月に新型iPhone、10月〜11月にiPad系のアップデートがあります。もしかしたらiPhoneの9月のリリースが遅れ、10月に毎週リリース、みたいなこともあるかもしれません。そしてApple Silicon搭載のMacが2020年中に登場します。

 Macはとにかく、新しいハードウェアが実装する機能を、後からソフトウェアでのサポートが明らかになるパターンは毎年のことですので、新しいOS群をもう少し長い目で見ていく必要があります。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中