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「北國クラウドバンキング」の開発/運用、銀行システムの内製力向上をさらに支援

FIXER、北國銀行の新子会社「デジタルバリュー」へ共同出資

2019年11月25日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 FIXERは2019年11月21日、北國銀行(本店:石川県金沢市)がシステム開発力の向上を目指して東京に設立したシステム子会社「デジタルバリュー」に共同出資したことを発表した。FIXER代表取締役社長の松岡清一氏がデジタルバリューの取締役に就任する。

 北國銀行では、勘定系を含むバンキングシステム全体のクラウド化を進める戦略を打ち出しており、その戦略実現に向けた高度なIT人材の取り込み、北國銀行グループとしてのシステム開発力(内製力)強化を目的として、2019年11月にデジタルバリューを設立した。

 一方でFIXERでは2017年から、北國銀行のインターネットバンキングサービス「北國クラウドバンキング」の構築と内製力強化を支援してきた。この北國クラウドバンキングは2019年9月からサービス提供を開始している。

 FIXERでは、引き続き北國クラウドバンキングの共同開発および運用、さらにはバンキングシステム全体のクラウド化を支援するため、デジタルバリューへの共同出資を決定したと発表している。同社の資本金は9000万円で、北國銀行、FIXER、日本ユニシスが株主となっている。

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