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富士通クライアントコンピューティング主催の「Day567プレスツアー」に参加

匠の工場「島根富士通」で見た、人と機械によるスマートものづくりの現場 (4/4)

2019年11月25日 18時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

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島根富士通が持つ、ものづくりの強みとこだわり

島根富士通の代表取締役社長である神門 明氏が登壇

 島根富士通の代表取締役社長である神門 明氏が登壇し、「ものづくりを支える匠の工場」をテーマに事業内容や取り組みなどを語った。

4000万台突破を記念して製造された特別モデル

 島根富士通は1990年に操業を開始してから約29年もの間、出雲市を拠点にFCCLのノートパソコン(FMV)やタブレットを製造している。操業当初からたゆまぬ努力と改善を積み重ねた結果、今年5月29日時点での生産累計台数は4000万台を突破したという。ものづくりと由縁のある出雲市で生まれた、「出雲ブランド」ブランドの強みがうかがえる。

島根富士通の強み

人、もの、整備のあらゆる情報をつなぎ、ユーザーの要望に応えられる体制が構築されている

スマートものづくりの一例を紹介

 島根富士通の強みとして「柔軟性(1台単位の混流生産)」「迅速性(最短中2日の製造リードタイム)」「継続性(人と機会の協調生産)」「スペシャリストの育成(人材定着によるスキルとノウハウ蓄積)」を挙げた。

 また、島根富士通のPC工場で導入されているスマートものづくりの一例として、SMTラインの段取り作業効率化をはじめ、AIを活用した官能検査の自動化、RFID活用によるピッキング改善などを紹介。人、もの、整備のあらゆる情報をつなぎ、ユーザーの要望に応えられる体制が構築されているという。

ものづくりを支援するプラットフォーム「COLMINA(コルミナ)」も説明。工場で培われてきた運用ノウハウを社会に向けて発信したいと神門氏

 さらに、ものづくりを支援するプラットフォーム「COLMINA(コルミナ)」も説明した。これは工場における人や製造物の位置情報や設備情報はもちろん、ものづくり全般に関わる業務システムやノウハウの連携、企業間でのサプライチェーン連携を実現するデジタルプレイスだ。神門氏は、工場で培われてきた運用ノウハウを継続するだけでなく、社会に向けて発信するという貢献活動も行っていきたいとコメント。

 「今後もたゆまぬ改善を積み重ね、ものづくりを支える匠の工場として日本を、そして世界をリードしていきたい」と神門氏は述べ、プレゼンテーションを締めくくった。

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