■12インチMacBookは販売終了
VAIOが新製品を発表した7月9日には、アップルが世界各国で新型のMacBook AirとMacBook Proを発表。これまでより買いやすい価格になったものの、12インチのMacBookがアップルストアから消えたことが話題となりました。
2015年に登場した12インチのMacBookは、当時としては珍しい1基のUSB Type-Cとイヤホンジャックのみを備えた斬新なデザイン採用。2016年、2017年に新モデルが登場し、筆者も毎年買い換えてきました。
一方で、MacBookシリーズの製品ポートフォリオにおいてMacBookの存在感は薄れつつありました。日本のように小型PCの需要が高い市場ならともかく、グローバルでは売れていないとの指摘もありました。
今後はiPadOSの登場により、iPad Proがその役割の一部を担ってくれるとの期待はあります。ただ、macOSが必要な場面はまだまだあり、シリーズ最軽量の約920gという軽さはもちろん、196.5mmという奥行きは飛行機のエコノミークラスで使いやすく、個人的に重宝していただけに残念なところです。
同サイズのWindows PCは、LTE通信への対応やARMアーキテクチャの採用など進化が続いているだけに、これまでにない新機軸を備えた新生MacBookとして復活することを期待しています。
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