新ハイエンドスマホ「Xperia 1」は
クリエイターとコンテンツを楽しむ人のタッチポイント
ソニーモバイルは2月25日、スペイン・バルセロナで開催中のMWC19 Barcaronaにてプレスカンファレンスを開催。プレゼンには代表取締役社長の岸田光哉氏が登壇し、Xperiaシリーズの最新モデル「Xperia 1」などを発表した。
岸田氏は今回のXperiaシリーズを開発するにあたり、「ソニーらしさとは何かを改めて考えた」とコメント。「ソニーのDNAはクリエイターがコンテンツを作り、それを楽しむための『CREATIVE ENTERTAINMENT COMPANY』で、Xperiaはクリエイターとコンテンツを楽しむ人のタッチポイントとなるデバイス」ということを再確認したという。その考えをもとに開発されたのが、今回発表された「Xperia 1」だ。
「Xperia 1」の特徴として最初に紹介されたのが、アスペクト比21:9の縦長ディスプレー。4K OLEDパネルを搭載した世界初のスマートフォンとなる。さらにパネルのカラーチューニングにソニーのプロ技術を注力して、映像製作の現場で使われるマスターモニターに近い発色を再現する「Creator mode」を搭載。ITU-R BT.2020の色域に対応し、クリエイターが見せたい色をスマートフォンのディスプレーで表現できるとしている。
さらに岸田氏は、21:9のディスプレーを活用したコンテンツや使い方を紹介。Netflixから21:9のアスペクト比と「Creator mode」に対応したコンテンツが配信されることを発表。また、人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」も21:9のアスペクト比でプレイできるとのこと。
活用方法としては、画面分割機能を紹介。この機能自体はAndroidの機能だが、縦表示の場合、画面上部に16:9、画面下部に9:16に分割した画面表示が可能。上部にビデオを流しながら、下部でウェブブラウジングやSNSなどが快適。画面分割も専用のボタンが用意されており、簡単に表示アプリが選べるようになっている。
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