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シャープBusinessソリューションフェアで気になった展示品を紹介

シャープが提案する「人に寄り添うSmartビジネス」を体験してきた

2019年02月12日 19時30分更新

文● 清水学 編集●アスキー編集部

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ひとつにつながる、人に寄り添うSmartビジネスをテーマに開催された「シャープBusinessソリューションフェア」。BIG PADのニューモデルも登場

働き方改革を推進するソリューションが一堂に

 業務の効率化や自動化など、様々な形で企業の働き方改革が進む現在、改革をサポートするソリューションも多数登場している。そんななか、シャープでは人に寄り添うIoT「AIoT」をテーマとして掲げ、これまで培ってきた大型ディスプレーなどと各種サービスを組み合わせたソリューションを提供中だ。

 去る1月24日~25日に開催された「シャープ Business ソリューションフェア」では、そのシャープのノウハウによる新しい働き方改革ソリューションを体験することができた。

セルフオーダーで人手不足を解消する
呼び出しベル連動注文機

 人手不足で困っている飲食業向けとして展示されていた呼び出しベル連動注文機は、主にフードコートのような業態を想定したソリューション。客が31.5型ディスプレーから自分で注文し、自動的に排出される呼び出しベルを受け取ると、その情報が厨房に伝達される。料理ができたら客の手元にある呼び出しベルを鳴らす仕組みだ。

 料金支払いもディスプレー下の会計機を使うセルフ方式。これで客の応対とレジスタッフが不要になる。会計機は消費税による小銭に対応し、1円玉や5円玉が使えるようになっているほか、クレジットカードや電子マネーにも対応予定だ。

 フードコートを想定しているので、ディスプレーもまず店舗から選べる仕様。画面上部はスライドして各種PRに利用できる。

タッチ操作で料理を選べる呼び出しベル連動注文機

注文・会計が終わると印刷される伝票にQRコードが印刷されている。そのQRコードを注文機に読み取らせると呼び出しベルが排出される

呼び出しベルは内部に30個ストックできる。呼び出しベルの手渡しスタッフも不要だ

OCRにも対応したハンディーターミナル

 アームベルトで腕に装着し、ハンズフリーで作業できるハンディーターミナルも目を惹いた。専用機のほかSIMフリー機をチョイスできる。最近ではカメラの性能が上がってきたこともあり、本機のようなスマホタイプでもビジネス利用に対応できるという。

 また、高精度な二次元コード対応スキャナーが搭載されており、複数のバーコードを同時に読み取れる。読み取ったバーコードはイメージとして記録される。

SIMフリー機にはアームベルトやガングリップなど複数のアクセサリーが用意されている

複数のバーコードが並んでいても同時に読み取ることが可能

 ハンディターミナルの専用機も複数のバーコードを同時に読み取ることができるほか、OCRにも対応。これは、バーコードに入っていない価格以外の賞味期限や製造年月といった情報を読み取るために用いられる。もし読み取りに誤りがあってもテンキーでの修正が可能だ。

ハンディーターミナルの専用機はWindowsベース

OCRスキャナーが付いている

記載方法の規格がない賞味期限や製造年月の情報から必要な情報だけを読み込むことができる

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