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「なんばDIY祭り」開場待ちが出るほどに自作PC好きで大賑わい!

2019年02月09日 12時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトラ ハッチ

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 続くNVIDIAは、同社のビデオカードを作るZOTACとの共同トークセッションとなっていた。RTコアによるリアルタイムレイトレーシングの効果、TenserコアのAI機能によるDSLLなど、絶賛発売中のRTX 20シリーズの機能に関するものが、わかりやすく解説されていた。後半のZOTACは、ビデオカードのラインナップを紹介。

 速くて光る「AMP Extreme」、コスパ重視で高速な「AMP」、性能はそのままに小型化した「MINI」の3つのラインナップについて解説していた。また、今年度中には本格水冷対応のビデオカードや、超小型ながらGeForce RTX 2070を搭載した完成品PC「ZOTAC GAMING MEK MINI」を発売したいといった話も出ていた。

NVIDIAのトークセッションはZOTACと共同。GeForce RTX 20シリーズで搭載された新機能の効果や、ZOTACのラインナップなどが紹介された

従来は見えない裏側が描かれないため、鏡に映った物体は形が崩れてしまっていたが、レイトレーシングでは鏡に映った姿もしっかりと描かれている

NVIDIA専業のメーカーとして誕生したZOTAC。ビデオカードに関してはNVIDIA専業だが、小型PCなどではインテル、AMDのモデルをリリースしている

 MSIのトークセッションでは、主にマザーボードとビデオカードの紹介がメイン。マザーボードについては、GAMINGシリーズは大きく3つのセグメントわけがしてあり、最上位となる全部入りの「MEG」、パフォーマンス重視のアッパーミドルクラスとなる「MPG」、コスパ重視の「MAG」があること、そしてこれ以外にビジネス、スタンダードモデルとなる「PRO」があるといった話から開始。

 続いて「Core Boost」や「Game Boost」といった独自技術の機能について解説が行われた。ビデオカードはGeForce RTX 20シリーズについて。冷却性能の高さや、ダブルボールベアリングによりファンの耐久性が高いこと、ヒートシンクのフィン形状の変更といった点が解説された。このほか、キーボードやマウスといったゲーミングギアの紹介もあった。

マザーボードやゲーミングギアについて紹介していたのが、MSI。頭にかぶっているのはMSIのキャラクター「ラッキーくん」の帽子だ

マザーボードメーカー各社が研鑽している独自機能。「Core Boost」はメニーコアCPUの搭載やオーバークロック時でも安定した電力を供給できる技術だ

M.2 SSDの発熱対策として搭載されているのが「M.2 Shield FROZR」。性能を落とさず使えるよう、SSDをしっかりと冷却してくれる

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