マイクロソフトは13日(現地時間)に、Windows 10の大型アップデートである「October 2018 Update」の配信を再開した。
October 2018 Updateは10月3日に配信が開始されたものの、ドキュメントやデスクトップといったユーザーフォルダーを移動したユーザーにおいて、フォルダーが丸ごと消失するなど、深刻なトラブルが発生。10月6日に一旦提供が中止されていた。
原因の判明後はあらためて慎重な検証が進められて、今回の配信再開に至っている。なお、バージョン自体は従来の「version 1809」から変更はない。
今回の騒動について、同社副社長のマイケル・フォーティン氏はWindows Blogに釈明を掲載。Windows 10のリリース後、アップデートを重ねることで、ユーザーのインシデントは確実に減少しているとしつつも、あらためてユーザーの意見を聞き、開発の段階でそのフィードバックを反映させるとしている。