ついに新しいiPhone XS/XS Max/XRとApple Watch Series 4が発表されました。9月21日の発売に向けて、Apple Watchの機種変更を狙っている方は、バックアップ方法について知っておきましょう。
Apple Watchのデータは、ペアリングしているiPhoneにバックアップされます。バックアップのタイミングは2つ。ペアリングしているiPhoneが手元にあって、普段からApple Watchを使っているなら、特にすることはありません。なぜならiPhoneにバックアップが作成されており、iPhoneがバックアップされるタイミングで、Apple Watchのバックアップデータもバックアップされているからです。
もうひとつは、ペアリングを解除するタイミング。解除操作を行うことで、一旦iPhoneにバックアップが作成されるのです。iPhoneやApple Watchを機種変更するときには忘れずにやっておきたいところです。
バックアップできるのは、Apple Watchのシステム設定情報、時間帯、通知設定、アプリ固有のデータ、アプリのレイアウト、文字盤の設定情報、Dockの設定、ワークアウトのアクティビティデータなどのヘルスケア関連データ、同期したプレイリストやアルバムなどのミュージックアプリの設定情報、Siriの環境設定、同期していた写真アルバムデータなど。Apple Watchを復元したときに、それまでと同じ環境で使えるようになるデータ、と考えておけばいいでしょう。
ただし、バックアップ対象ではない設定もあります。それはイヤホンなどBluetoothのペアリング情報、Apple WatchのApple Payのカード情報、そしてApple Watchのパスコードです。これらは新たに設定し直すことになります。
●iPhoneとのペアリングを解除する
①iPhoneのWatchアプリを開き、解除したいApple Watchを選択します
②(i)マークをタップします
③「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップします
④確認画面で改めて解除をタップします
⑤Apple Watchがセルラーモデルの場合、モバイル通信プランの保持か削除を選択します
⑥Apple IDパスワードを入力します
⑦Apple Watchのペアリング解除がスタートします
Apple Watch Series 3のセルラーモデルをご利用の場合は、モバイル通信プランを削除するかどうか聞かれます。目的に合わせて保持か削除を選びましょう。
※この記事は、Apple Watch Series 3 セルラーモデル(watchOS 4.3.2)、iPhone X(iOS 11.4.1)で検証して作成しています。
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