ビクトリノックスの「ドクターヘリ」モデルって?
ビクトリノックスといえば、130年以上という長い歴史を誇るスイスのナイフメーカー。同社の主力商品のひとつであるマルチツールは、優れた切れ味と使い勝手で、根強いファンを集め続けるシリーズだ。まずは、以下の画像を見てほしい。
「スイスライト ドクターヘリ」というモデルで、スモールブレード、はさみ、つめやすり、LEDライトなど7機能を全長58mm、重さ24gの小型ハンドルにまとめた一品だが、通常仕様の「スイスライト」とはデザインが異なっている。
このモデルは、ビクトリノックス・ジャパンが日本への社会貢献として、救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)※の支援活動を始めた2011年、数量限定で登場し、完売したモデルの復刻版だ。
※平成11年12月設立。ヘリコプターによる救急医療システムの普及促進を目的とする非営利法人。世界各国の先進事例を含むヘリコプター医療の救命効果を調査・研修し、その情報を社会に広めて理解や協力を求める活動や、クルーを対象とする研修など、様々な活動を展開。ビクトリノックス・ジャパンでは、ドクターヘリモデル1本の販売ごとに、救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net ヘムネット)へ100円を寄付。また、日本医科大学千葉北総病院救命救急センターへも寄付を続けており、同センターの運営にも貢献しているとする。
15機能の「ハントマン」と
携帯しやすい「スイスカード」も
ドクターヘリシリーズのバリエーションは3種類。上で紹介した「スイスライト ドクターヘリ」に加え、全長91mm、重さ95gのハンドルにブレード、栓抜き、コルク抜き、ノコギリなど、アウトドアで活躍する15機能を詰め込んだ「ハントマン ドクターヘリ」と、カードタイプのボディーにレターオープナーやボールペンなど、日常で役立つ機能を収めた「スイスカード ドクターヘリ」がラインアップされる。
もちろん、ビクトリノックスの他シリーズのマルチツールと同様、このドクターヘリモデルも原産国はスイス。優れた使い勝手は、他のシリーズと同様だ。
気になっている方はぜひ早めにチェックしてみては? 購入するだけで救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)の支援にもつながる、この夏のおすすめ製品だ。